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天竜川上流ニュースレター 69号(2017/11/5)
【場 所】飯田市川路多目的広場・かわらんべ
【日 時】平成29年11月5日(土) 8:00〜13:00
長野県・飯田市を主催し、関連機関が参加する「平成29年 長野県総合防災訓練」が開催され、当事務所も豪雨被害に関わる訓練と防災展示などに参加しました。
今回の訓練は、豪雨による災害に加え、駿河沖の大規模地震と伊那谷断層帯の直下型地震が併発した想定で、メイン会場の川路多目的広場のほか、「かわらんべ」と飯田市立病院などをサブ会場として大規模に実施されました。
メイン会場の川路多目的広場(飯田市川路)
北側駐車場に設営された災害車両展示コーナー
サブ会場の「かわらんべ」
訓練会場には、衛星通信車、照明車、ポンプ車、河川パトロール車などを派遣し、洪水により堤防内部が浸水した想定での内水排除訓練に参加しました。
また、大規模土砂災害緊急調査要請訓練では中部地方整備局の防災ヘリ「まんなか号」が土砂災害現場を上空から情報収集し情報伝達する訓練を行い、メイン会場とサブ会場などで離着陸を繰り返しました。
訓練本部の衛星通信車
災害車両展示の照明車
内水排除訓練と水防警戒・広報訓練
大規模土砂災害・緊急調査要請訓練で被災現場へ 情報収集に急行する防災ヘリ「まんなか号」
サブ会場の「かわらんべ」では、一般の来場者向けの防災体験や防災技術の地域の展示などのブースが連なり、地域のみなさんや親子連れで賑わっていました。
当事務所では土砂災害の防災パネルの展示と防災体験機「土石流体験3Dシアター」を運営しましたが、防災体験機は順番待ちがでるほどの人気で、体験した子どもたちに感想を聞くと「映像に驚いた」や「震動や飛び出す映像が怖かった」と、土石流の恐怖が実感できたようすでした。
天竜川総合学習館の展示会場ではパネルを出展しました
屋外会場には防災体験の「土石流3Dシアター」を出展しました
3Dシアターは子どもたちにも理解しやすかったようです (写真は前日4日の試運転時のようす)
災害対策本部長である阿部長野県知事・牧野飯田市長 にも体験いただきました
伊那谷では、地震と豪雨が関連して土砂災害の規模を大きくした事例を、約1300年前の「池口崩れ」や約300年前の「未満水」などにみることができます。今回の演習のように、こうした最悪の事態をも想定した備えを関連機関と連携して進めています。
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