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天竜川上流ニュースレター 67号(2017/8/26)
【場 所】天竜かっぱ広場(駒ヶ根市)
【日 時】平成29年8月26日(土) 11:00〜15:00
当事務所の地元:駒ヶ根市では天竜川を舞台としたお祭り「天竜かっぱ祭り」が毎年8月末に開催されますが、今年もこのイベントに当事務所から河川ブースを出展し、水質・生物・管理・水害など、天竜川の様々な姿を体験で知っていただく展示・解説を行いました。
来場者2万人の賑わいの中、 河川ブースにも大勢のみなさんに足を運んでいただきました
展示準備中から賑わったのが「天竜川ミニミニ水族館」の生きものさわって体験でした。今年はエビ・カニ・貝類や水生昆虫のヤゴ・ざざ虫など様々な種類を準備し、生きものに触れることで多様な天竜川の生き物たちの姿を知っていただくことができました。
子どもたちは生きもを見たり触ったりが大好きなようで、 準備中から集まってきました。
今年も人気は大小のカメ。でも、天竜川で保護された このカメたちは、かつてはペットとして飼われていたようですが、 今では行き場がありません。生き物を飼うときは責任もって最後まで。
サワガニも意外に人気者です。 ざざ虫・ヤゴ・ミズカマキリにも興味が集まりました。
天竜川の水のきれいさを知るコーナーでは、天竜川の流れの出発点である釜口水門から太平洋に流れ込む手前の浜松市天竜川まで、天竜川の4箇所の水の透明度を比較していただきました。上流から下流の水を同時にその場で比較でき、会場の駒ヶ根市の水がどれほどきれいか、ふるさとの天竜川の水質への関心が高まったようです。
大きなメスシリンダーのような透視度計に調べる水を注ぎます。 底をのぞき込んで黒い二重線が見えるまで水を減らしていきます。
何センチで見えたか記録します。水のきれいさが自分の目で見て確認でき、 上流から下流への天竜川の水質の変化を知ることができます。
また、昨年も展示紹介した自動雨量記録計も、今年は職員自作の改良機種を展示しました。手作り感が目を引いたのか、今年は小さなお子さんも興味深げにのぞき込むようすが昨年より多かったようです。改良によって、一見複雑そうな計測機器でも、実はシンプルな構造であることが小さな子でも理解しやすくなりました。雨量はどうやって測っているのかを知ることも防災学習の第一歩です。
難しそうな計測器ですが、手作りの親近感が子どもたちの 興味を誘ったようで、仕組みも解りやすかったようです。
展示終了時間まで多くの方に体験いただくことができました。来場者のみなさんには「今年も来ました」や「夏の観察会ではお世話になりました」とう方が意外に多くて、こうした活動が、川への関心の入り口として定着してきたことを知ることもできたイベントでした。
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