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天竜川上流ニュースレター 61号(2017/7/21)

知ってほしい!あなたの街の川のこと。〜伊那谷を見守る2事務所による合同パネル展示〜(高森町会場)

【主   催】天竜川上流河川事務所、天竜川ダム統合管理事務所
【場   所】アピタ高森店
【日   時】平成29年7月11日(火) 10:30〜12:00


 6月28日より7月18日の期間、流域の商業施設5店舗において、伊那谷を見守る2事務所(当事務所と天竜川ダム統合管理事務所)による活動紹介のパネルを展示いたしました。
今回は7月11日のアピタ高森店(下伊那郡高森町)での展示の様子をご紹介します。


■河川愛護月間(7月1日〜7月31日)での取り組み
 地域住民・市民団体のみなさんと関係行政機関による河川環境の保全・再生を目指す取り組みです。今年度も行われた河川周辺の清掃活動と特定外来植物の駆除活動を紹介しました。

「河川愛護月間」の展示
「河川愛護月間」の展示

■天竜川上流水生生物調査(7月〜8月)
 今年で34年目を迎え、夏の定番イベントとなった天竜川上流水生生物調査の過去の様子や今年度の調査予定を紹介しました。

「水生生物調査」の展示
「水生生物調査」の展示

■森と湖に親しむ旬間(7月21日〜31日)
 国土交通省および農林水産省では、森林や湖に親しみ、心身をリフレッシュしながら、森林やダムが担う社会生活上の役割を多くの方々に理解していただく取り組みを昭和62年度より実施しています。天竜川ダム統合管理事務所において今年度開催するダム見学会等のイベントについても紹介しました。


「森と湖に親しむ旬間」の展示
「森と湖に親しむ旬間」の展示


 平日でも買い物のついでに立ち寄る方が多く、子ども連れのご家族が水生生物に目をひかれる姿や、年配のご夫婦が外来種対策パネルで足を止め、身近な環境で繁茂するアレチウリに危惧を抱く会話が聞こえてきました。


水生生物調査パネルを観覧中の親子
水生生物調査パネルを観覧中の親子

外来種対策を観覧中のご夫婦
外来種対策を観覧中のご夫婦

ダムのパネルも興味深げ
ダムのパネルも興味深げ


 その観覧者の中には、水生生物調査に参加経験のある高校生もいました。小学生の夏休みに参加したこの調査のことを想い起こし、「田島(中川村会場)で こんな虫を見つけました。楽しい思い出があります」と笑顔で話していました。お連れの高校生も天竜川で遊んだ頃の話で盛り上がり、このパネル展が幼少期の天竜川での楽しい体験を想起するキッカケとなったのは嬉しいことです。

かつての水生生物調査参加者が思い出にひたる
かつての水生生物調査参加者が思い出にひたる


 河川愛護活動などの継続で、取り戻しつつある本来の河川環境や、取り組み中の課題など、天竜川と支川の姿について、広く流域のみなさんに知っていただく活動を進めています。市民参加型の調査や外来植物駆除などの体験イベントや、今回のようなパネル展での活動紹介など、お近くで開催の際にはぜひ一度、会場に足をお運びいただき、身近な川にふれてみてください。


国土交通省 中部地方整備局
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