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天竜川上流ニュースレター 60号(2017/7/21)
平成29年度河川清掃及び特定外来植物駆除(飯島町会場)
【主 催】飯島町、伊那建設事務所、天竜川上流河川事務所
【場 所】飯島町飯沼橋周辺の天竜川右岸
【日 時】平成29年7月11日(火) 9:00〜10:00
【参加者数】84名
【参加団体】飯島町議会、飯島町本郷区会、天竜川漁業協同組合、
飯島町建設業協会、南信砂利資源開発協同組合、飯島町、
天竜川上流河川事務所
7月は「河川愛護月間」です。身近な自然空間である河川への意識の高まりを受け、国土交通省では、地域住民、市民団体と関係行政機関等による良好な河川環境の保全・再生のための取り組みを積極的に行うとともに、河川愛護意識の向上を目指しています。天竜川上流域においても、河川愛護月間中に河川愛護連絡会(天竜川流域の17市町村、伊那・飯田建設事務所、天竜川上流河川事務所)が主体となって、毎年、流域各地で河川清掃や特定外来植物駆除が実施されています。
平成29年度は、7月2日から22日にかけて、天竜川上流域の16か所で河川清掃及び特定外来植物駆除が実施されました。ここでは7月11日の飯島町会場での活動について紹介します。
飯島町の天竜川飯沼橋周辺で実施された作業には、行政職員、関係団体等の多数の方が集まりました。作業に先立ち、開会式では下平飯島町長からご挨拶があり、当事務所からは、今年で25回目となる駆除活動により少しずつ効果が表れてきている旨を紹介いたしました。その後、事務局より作業内容や役割分担、安全面での留意事項があり、本会場での駆除対象であるオオキンケイギクのサンプルを見ながら、根からの抜き取る駆除方法についての説明がありました。
開会式での下平 飯島町長のご挨拶
オオキンケイギクの抜根方法の説明
作業範囲は飯沼橋周辺の約1.0km
オオキンケイギクは橋から離れた場所で繁茂し、橋の近辺には少ないようでした。橋付近で継続中の駆除活動の効果が予感される分布傾向でした。
オオキンケイギクの抜き取り作業の様子
抜根後のオオキンケイギク
この会場のオオキンケイギクは比較的容易に抜き取ることができ、1時間程度の作業でしたが、作業範囲から姿を消し、本来あるべき河川の景観となりました。この日、河川清掃も同時に実施されましたが、このエリアでの一般ゴミは少なく、河川愛護の取り組みの成果が現れていました。。
作業前
作業中
作業後
飯島町会場では特定外来生物のアレチウリは確認できませんでしたが、流域には本種によって生態系や景観への影響が懸念される地域もあり、河川愛護連絡会ではそれぞれの地域の現状にあった駆除・管理が計画されています。当事務所では、今回のような外来種駆除や河川清掃を通じて、今後も地域のみなさまと連携し、河川環境の維持・保全に努めて参ります。
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