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天竜川上流ニュースレター 35号(2014/11/21)
【会 場】駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアム、駒ヶ根ファームス周辺
【日 時】平成26年11月1日(土)、2日(日) 10:00〜17:00
【主 催】駒ヶ根ファームス運営協議会、駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアム運営協議会、観光ワーキンググループ(駒ヶ根市、宮田村、駒ヶ根観光協会、天竜川上流河川事務所)
【協 力】駒ヶ根キャンプセンター
【参加人数】1日(土)73名、2日(日)129名 合計202名 ※スタンプラリー参加者
■開催概要
駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアム運営協議会は、災害を知らない子ども達などに自然の力や過去に起こった土砂災害などについて、自然に実際に触れ、楽しみながら体験し学んでもらうことを目的とした普及啓発活動を行っています。この協議会で開発した「駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアム体験プログラム」は学校教育や自然体験活動において広く利用されていますが、今回、駒ヶ根高原の「秋の収穫祭」において、駒ヶ根ファームス運営協議会と協働で体験プログラムを活用したイベントが開催されました。
イベントでは「サバイバルご飯づくり」、「駒ヶ根高原自然体験」などの体験プログラム、各ラリーポイントを巡る「スタンプラリー」の他、駒ヶ根高原の秋の味覚を味わえる企画もありました。当日は「岩石標本づくり」が雨で中止となり、楽しみにお越しいただいた方からは、「残念」という声が聞かれました。
スタンプラリー景品の缶バッヂ
■サバイバルご飯づくり
駒ヶ根キャンプセンターにおいて、火おこしと非常炊飯袋を使用した炊飯体験を行いました。炊飯後は、ご飯と一緒に温めたレトルトカレーをかけて美味しくいただきました。
東日本大震災で被災され、現在は長野県に移住されている親子の参加もあり、「非常時の行動については大変興味があります。被災した経験から、こういった対応方法を知っておくことは大切だと実感しています。」と話されていました。
非常炊飯袋の説明を聞く参加者
@「米の線」までお米を入れます
A「水の線」まで水を入れます
Bお湯の中で30分ほど煮込んだら完成
子供たちも火おこしに挑戦
カレーと一緒に美味しくいただきました
■駒ヶ根高原自然体験
紅葉が真っ盛りの駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアムにおいて、豊かな自然と特異な様相をあらわす地形等、駒ヶ根高原のダイナミズムを体験するミニガイドツアーが行われました。参加者は、ボランティアガイドの方から、太田切川周辺の土地の特性や、千畳敷カールから運ばれてきた巨石などについての丁寧な説明を受けながら散策を楽しんでいました。説明の内容は興味を引くものが多く、参加者からはいろいろな質問が出ていました。
氷河と土石流により千畳敷から運ばれた巨石群
ガイドさんが駒ヶ根高原の自然を詳しく説明
■砂防フィールド探検
砂防フィールド探検は、貸し出し専用のiPadを利用して、砂防フィ−ルドミュージアム内を歩き、探検マップを読み解きながら隠されたキーワードを探し出すという内容です。ゲーム感覚で楽しみながら、砂防に関連した場所を巡ることができるため、参加者は興味深そうに説明を聞き、早速挑戦していました。
体験用のiPadは駒ヶ根市観光案内所で常時貸し出しされています。また、個人で所有しているスマートフォンにアプリケーションをダウンロードして利用すること可能です。いつでも、どなたでも気軽に探検を楽しむことができますので、お友達を誘って気軽に挑戦してみてください。
iPadを借りての探検も楽しめます
■協賛イベント
この他にも会場内では様々なイベントが行われていました。会場内の5か所を巡るスタンプラリーには大勢の方が参加し楽しんでいました。「砂防情報センター」では災害に関するポスターを親子で指さしながら見学する様子もありました。「JAおみやげshop」ではハロウィンの仮装をしておばけカボチャと一緒に記念撮影したり、「農産直売所」では豚汁のサービスもありました。餅つき大会では、つきたてのお餅がふるまわれ、子供たちも「柔らかくて、温かくて美味しい!」と大喜びの様子でした。
砂防情報センターの展示も賑わいました
砂防情報センターの展示も賑わいました
楽しそうなハロウィンの仮装記念写真
駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアムでは今後もいろいろな体験イベントが企画されています。自然の奥深さを体感し、防災についても学ぶことのできる駒ヶ根高原砂防フールドミュージアムに、ぜひお越しください。
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