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天竜川上流ニュースレター 28号(2013/10/25)

駒ヶ根高原Mission_SAGASE

【主  催】駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアム活用促進協議会(駒ヶ根市、宮田村、駒ヶ根観光協会、天竜川上流河川事務所)
【場  所】駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアム
【対象者】駒ヶ根高原の来訪者(事前予約なし)
【日  時】10月12日(土) 9:30〜15:30
【参加者】44名


こまくさ橋から太田切川上流を望む絶景

こまくさ橋から太田切川上流を望む絶景

 駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアムは、中央アルプスから絶え間なく流れる太田切川周辺に点在する自然、風土、災害史、ここで暮らしてきた人々が築きあげた文化などを資源とした、大地の鼓動と人々の歴史を体感できる青空博物館です。ここでは、駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアム活用促進協議会により、様々な魅力に触れ合う体験プログラムイベントを行っています。
 今回のイベントでは、「Mission」と題して以下の3つのプログラムを行いました。
Mission@:隠しワードを探せ!砂防フィールド探検
MissionA:非常食づくり体験(災害疑似体験)
MissionB:岩石採取(岩石標本づくり体験)

受付

受付

【隠しワードを探せ!砂防フィールド探検】では、参加者は5つの暗号文と砂防フィールド探検マップを読み解き、隠されたキーワードを探しました。キーワードをすべて集めると、駒ヶ根高原をつくった大地の活動(言葉)が浮かび上がり、さらに駒ヶ根高原砂防フィールドマスターの称号を得ることができます。
 探検のなかには、土石流によって木曽駒ヶ岳から運ばれてきた巨石などを探す暗号文があり、楽しみながら駒ヶ根高原の成り立ちの学習ができたようです。また、スマートフォンを持っている方には、スマートフォンにキーワードが浮かび上がってくる楽しみもありました。

スマートフォンに浮かび上がるキーワード

スマートフォンに浮かび上がるキーワード

 【非常食づくり体験(災害疑似体験)】では、災害時を想定し、飯炊き体験を行うことで、非常時に力強く生きる知恵を学びました。

災害時炊飯用の「炊飯袋」

災害時炊飯用の「炊飯袋」

 参加者は、専用の炊飯袋(ビニール製)にお米と水を入れ、沸騰した鍋に30分煮込んだ後、鍋から出して10分蒸らし、カレーライスにして、おいしく食べました。参加者のなかには、時計がないことを想定し、日時計による煮込み時間、蒸らし時間を計っていました。

火おこし

火おこし

 【岩石採取(岩石標本づくり体験)】では、参加者は駒ヶ根高原の地形ができた歴史、太田切川にある岩石の種類を学びながら、河原にある岩石と実施手順書(岩石見本表)を見比べつつ、ときにはハンマーで岩石を割りながら、岩石標本箱をつくりました。

岩石標本づくり道具

岩石標本づくり道具

 河原には、火成岩や変成岩などの岩石がありました。岩石は似たような模様・かたちが多く、また、見つけにくい岩石もあり、参加者は夢中になって、お目当ての岩石を探しました。

岩石を探す参加者

岩石を探す参加者

 駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアム活用促進協議会では、駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアムの来訪者に自然の力や災害を実感していただくために、ガイドボランティアによるガイドツアーや学校教育、自然体験活動などをサポートしている団体に「砂防フィールド体験プログラム」などを整備・提供しています。これらのプログラムは、事前予約により展開を図ってきましたが、今回のイベントでは、年間約120万人の駒ヶ根高原の来訪者に好きなときに、好きなだけ楽しむことができるように、従来からのコンテンツを飛び込み制(事前予約なし)のセルフ方式などに発展させました。
 今後は、これらのコンテンツを試行・検証することで、駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアムのさらなる活用を図ります。

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