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天竜川上流ニュースレター 26号(2013/9/20)

フェスティバル in 与田切 2013

【主  催】飯島町観光協会
【後  援】飯島町、天竜川上流河川事務所
【場  所】与田切公園
【日  時】8月24日(土) 10:00〜15:00

 フェスティバルin与田切2013は、毎年、飯島町与田切公園で開催される恒例のイベントで、町内はじめ、周辺地域から多くの団体がブースを出展し、親子連れなどの参加で賑やかに開催されます。

「与田切川の砂防を学ぼう」ブースの様子

「与田切川の砂防を学ぼう」ブースの様子

 このイベントに天竜川上流河川事務所は「与田切川の砂防を学ぼう」と題したブースを出展し、砂防施設の機能を知るための模型実験、降雨体験、天竜川を紹介するDVD上映、与田切川の砂防事業紹介のパネル展示、人と暮らしの伊那谷遺産パネル展示などを行いました。

パネル展示の様子

パネル展示の様子

 「砂防施設の機能を知ろう」のコーナーでは、渓流のミニチュア模型を使って、天然の河川と床固工群の入った河川を再現し、実際に水を流して土砂の流れを観察していただきました。
 天然河川では、たくさんの水が流れると、護岸が崩れ、砂が下流方向に多く流れ下る様子が分かりました。土砂は砂で再現しているのですが、大きな砂つぶ(実際の川では大きな石)も砂の中に混じっていました。

床固工模型による実験

床固工模型による実験

 もう一つの床固工群や護岸の入った河川では、床固工が砂を受け止め、下流方向にはあまり流れてきません。天然河川と比べると明らかに流れ出た砂の量が少ない様子を観察できました。また川の側面(護岸)砂の流れ出しも少ない様子が分かりました。
 たくさんの親子に見学していただき、みなさん二つの川の砂の量の違いが印象に残ったようです。

砂の出方の違いを実感

砂の出方の違いを実感

 降雨体験コーナーでは、人工的に雨を降らせる部屋の中に傘をさして様々な降雨量を体験していただきました。はじめは少ない雨量からですが、しだいに降水量を増やしていき、時間雨量で20mm、50mm、120mmの降雨を体験していただきました。
 体験されたみなさんからは、楽しかった、怖かった、びっくりしたなどの感想をいただきました。特に、時間雨量120mmは、台風や集中豪雨のような時に降る雨で、避難命令が出るようなクラスの雨ですので、滅多に体験できない降雨のすごさに、驚きが大きかったようです。

時間雨量120mmの降雨を体験

時間雨量120mmの降雨を体験

 砂防施設によって安全性が高まった河川においても、雨の降り方によっては土砂災害への警戒が必要です。天竜川上流河川事務所では、地域防災力を高めるため、このようなイベントに参加し、普及啓発に努めていきます。

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