道路メンテナンスの推進
現状
- 静岡県内においては、各道路管理者が管理する橋梁のうち、建設後50年を経過する橋梁は約4割。高度経済成長期に建設された橋梁が多く、20年後には高齢化した橋梁の割合は約8割となる見込み
- 2巡目の点検の結果、早期に措置を講ずるべき状況(判定区分Ⅲ)は橋梁の約1割、トンネルの約3割であり、修繕も含めた効率的なメンテナンスサイクルの推進が必要
- 静岡県道路メンテナンス会議として自治体に対して技術的サポートを実施
■静岡県内の建設後50年を経過した橋梁の割合
■2巡目(2019~2022年度)の判定区分割合(静岡県内の全道路管理者)
取り組み
リンク
道路メンテナンス会議
概要
「静岡県道路メンテナンス会議」は、国、高速道路会社、地方公共団体が連携による検討体制を整え、課題を継続的に把握・共有し、効果的な老朽化対策を推進し、道路インフラの点検結果や修繕計画等について協力することにより、円滑な道路管理を促進し、道路インフラの予防保全・老朽化対策の体制強化を図ることを目的として設置するものです。
設立趣意書・規約
- 地方公共団体は、人不足、技術力不足、予算不足という三つの課題により点検が進まない、点検結果の妥当性が確認ができない、適切な修繕等が実施できない中で、道路法の改正(H25.9)により点検が法律で義務化
- 平成26年度に、メンテナンスサイクル(点検⇒診断⇒措置⇒記録⇒)を回す仕組みとして、各県毎に「道路メンテナンス会議」を設置し、技術的な支援を実施
道路メンテナンス会議における自治体の技術力向上支援
- 地域住民と施設の統廃合の合意形成に向けてPI(パブリック・インボルブメント)講習会の開催
- 道路管理者の技術力向上のため点検ミニ講習会、橋梁補修技術セミナーの開催
- 応募が少ない土木系学生採用に向けた採用情報の合同発信
- 道路施設の現状と定期的な点検・修繕の必要性について住民の理解を促進するパネル展の開催
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PI講習会の開催 -
点検ミニ講習会等の開催
会議
令和4年10月 令和3年8月 令和3年3月 令和2年8月 令和元年11月 令和元年7月
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静岡国道事務所 管理第二課