長島ダムの施設 その他

貯砂ダム

貯砂ダム貯水池に流れ込む土砂を、上流で止めるためのダム。永久構造物としては日本初のCSG工法を採用しています。貯砂ダムは、ダム上流約6km地点にあります。

ダム情報表示盤(3カ所)

ダム情報表示盤ダム放流の際、電光掲示板に放流を知らせる情報や避難を促す言葉を表示します。

雨量観測所(5カ所)

雨量観測所大井川流域の雨量を観測し、無線でデータをダム管理所に送ります。雨量の把握により、ダムの流量変化を予測し、ダムからの放流量をコントロールします。

水位観測所(4カ所)

水位観測所ダムより上流の大井川と支川の水位を観測し、無線でデータをダム管理所に送ります。水位を測定することで、ダムへの流入量を把握し、ダムの放流量をコントロールします。

放流警報設備(20カ所)

放流警報設備ダムから、たくさんの水を出すときに、水を出す30分前に、川への立ち入りを防止するために設置されているスピーカーやサイレンの設備。10秒の間隔を空けて1分間、3回サイレンが鳴ります。また、スピーカーからは放流情報が放送されます。

気象観測設備(1カ所)

気象観測設備ダム管理所では温度・気圧・風速などの気象情報の記録を行っています。様々な情報の統計を取ることで、より確実なダムの管理・操作を可能にします。

水質観測設備(1カ所)

水質観測設備接岨湖内の様々な水深の水質を観測しています。水質観測データをもとに、下流にできるだけ濁りのないきれいな水を放流するための操作などに役立てています。

無線中継所

無線中継所ダムの操作状況の関係機関への通報など各種データの連絡のため、無線を中継して、離れた場所に伝送するための設備です。

反射板

反射板中継所と中継所の間の無線を反射させる設備です。

法面処理

法面処理接岨湖周辺の山の斜面は、ダムが建設されたことによって、不安定になる場合があります。たとえば接岨湖の水が山の斜面を浸食したり、山が削られることが原因です。そのような不安定になりそうなところには、斜面を強化するための「法面処理」を施します。