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横山ダムのあゆみ

昭和39年、横山ダム誕生

  横山ダムは、治水や水資源開発に対する地域からの要請によって建設されました。昭和26年から岐阜県による調査が始まり、昭和28年からは所管が建設省(現在の国土交通省)に移りました。 昭和34年に工事着手、昭和39年に完成しました。昭和39年は、東京オリンピック開催、東海道新幹線の開業、前年には名神高速道路が開通した、高度経済成長期と呼ばれる時代です。

平成20年、徳山ダムとの本格的連携運用がスタート

  近年、異常気象と呼ばれるような不安定な気象状況により、局所的な集中豪雨や水不足による被害が全国で発生しています。完成から半世紀になる横山ダムでは、湖内に貯まった土砂を掘削してダム機能の回復を図り、さらに洪水調節のための容量を増加させる「再開発事業」を展開し、パワーアップしました。また、平成20年5月には、横山ダムから約10km上流にある徳山ダムとの本格的な連携運用をスタートさせ、治水・利水機能をさらに強化しました。

平成26年、横山ダム50周年

 横山ダムの完成及び運用開始から50年という節目の年にあたるこの年、これまで横山ダムが果たしてきた役割を振り返ることによりダムの必要性を再認識してもらうとともに、持続的な水源地域の活性化を図るべく、「横山ダム50周年記念事業」としてさまざまな広報活動を展開しました。

横山ダム50周年記念事業はこちらPDFファイル 3,844KB)

昭和26年 岐阜県「多目的ダム調査」に着手
昭和28年 直轄事業として建設省が調査着手
昭和32年 横山ダム調査事務所開所
昭和34年 4月 横山ダム工事事務所に改組
昭和34年 9月 ダム工事着手
昭和37年 「起工式」
昭和39年 6月 ダム完成「竣工式」
昭和39年10月 ダム管理を開始、横山ダム管理所に改組
昭和40年 管理開始以降、最大の流入量 約2,500m3/s
平成 2年 横山ダム再開発事業に着手
平成 3年 横山ダム工事事務所に改組
平成 6年 異常渇水によりダム湖が枯渇
平成 9年 「地域に開かれたダム」に指定
平成20年 徳山ダムとの連携運用開始
平成23年 3月 横山ダム再開発事業完了
平成23年 4月 木曽川上流河川事務所の組織に改組
平成23年 6月 「奥いび湖大橋」開通
平成26年 ダム完成及び運用開始から50年
令和 3年 4月 木曽川水系ダム統合管理事務所の組織に改組

 


横山ダム建設初期


横山ダム試験湛水 (上流)


横山ダム試験湛水 (下流)


横山ダム異常渇水


奥いび湖大橋


徳山ダム