国土交通省では「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」を踏まえ、建物の木造化、木質化に取り組んでいます。木材の利用を推進することで、国内の森林の健全な育成や地球温暖化対策等が期待できます。
　中部地方整備局では、柱・梁等で建物を支える在来軸組工法に加え、CLT（直交集成板、Cross Laminated Timber）を全面的に使用した庁舎や、大空間を実現するため木質トラスを採用した庁舎の整備を行っています。また、内装を木質化することでデザイン性が高く木材の温もりを感じる空間を実現しています。
　今後も積極的に木材利用を推進し、品質が高い魅力的な建物の整備に取り組んでいきます。