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横山ダムの役割(洪水調節と発電)

防災操作(洪水調節)によって下流地域の洪水被害を軽減します

  横山ダムの役割の1つに「洪水調節」があります。
  流域に大雨が降ると川を流れる水も増えます。この川を流れる水の一部を貯水池(ダムによってせき止められてできた池)に貯めて、下流への流量を減少させるダムの働きを「洪水調節」といいます。
  横山ダムでは、大雨の降りやすい時期にはダムの水位を低く保ち、貯水池の中にいつでも水を貯められるようにしておきます。ナゴヤドーム約32杯分もの水を貯めることができる貯水池を利用して河川の流量を調節し、地域に住む方々の生活を洪水の危険から守っています。
  横山ダムでは、平成20年に完成した徳山ダムと連携して洪水調節を行っています。

徳山ダムとの連携運用はこちら

 

みなさまの理解と協力があって…
  横山ダムの建設では、多くの山林や田畑が水没し、62戸の家屋が移転しました。私たちの生活を支えている横山ダムは水源地の人たちの協力があってはじめて完成させることができました。

 

ダムに貯めた水を利用して発電します

  豊富な水量と建設に適した地形から揖斐川本川や支川では昔から水力発電所がつくられてきました。
  横山ダムの水は中部電力横山発電所の2台の発電機の水車を回して、最大70,000kW(約24,000世帯で使われる分)の電気を生み出しています。自然界の水循環を利用した水力発電は、発電時に二酸化炭素を出さない「クリーンエネルギー」として注目を集めています。

横山発電所の発電機