飯喬道路

飯喬道路は飯田市内の中央自動車道から分岐し、飯田市内を横断する道路です。
長野・愛知・静岡三県の県境を越えた新たな連携を促進する道路として、大きく期待されています。 平成10年度から工事が始まりました。

令和2年11月撮影(飯喬道路2工区)

令和2年11月撮影(天龍峡大橋)




飯喬道路の位置図

飯喬道路位置図 画像を大きく拡大



諸元


【 1工区 】

起点終点 起点:飯田山本I.C
終点:天龍峡I.C
延長 7.2km
標準幅員 20.5m
道路規格 1種3級
設計速度 80km/h
車線数 4車線(暫定2車線)

【 2工区 】

起点終点 起点:天龍峡I.C
終点:飯田上久堅・喬木富田I.C
延長 7.4km
標準幅員 12.0m
道路規格 1種3級
設計速度 80km/h
車線数 2車線

【 3工区 】

起点終点 起点:飯田上久堅・喬木富田I.C
終点:喬木I.C
延長 7.5km
標準幅員 10.5m
道路規格 1種4級
設計速度 60km/h
車線数 2車線


飯喬道路の整備効果


人と自然のありかたを考えた、新しい道路づくり。


効果1災害に強い道路機能の確保

  • 令和2年7月豪雨災害で、泰阜村へアクセスする複数の県道で通行止めが発生しました。
  • 飯喬道路が泰阜村へのアクセス道路として、緊急時の代替機能を発揮します。

青崩峠効果1 画像を大きく拡大



効果2救急活動の支援

  • 飯田市龍江・上久堅地区では、狭隘区間や線形不良個所を走行する際、大型車も多く、すれ違いが困難になる場合があります。
  • 飯喬道路の開通により走行性が向上し、救急搬送の時間短縮、患者への負担軽減等、救急活動を支援しています。

青崩峠効果2 画像を大きく拡大



効果3観光の活性化

  • 飯喬道路の天龍峡大橋は、名勝天龍峡に架かる橋であり、地域活性化を図るため、道路整備に合わせ「そらさんぽ天龍峡」が整備されています。
  • 「そらさんぽ天龍峡」は、天龍峡を周遊する遊歩道の一部となっており、約1,700人/日が訪れる人気スポットになっています。
  • 飯喬道路の開通と地域の観光施設整備と相まって、天龍峡PAの県外来訪者が約3割増加しました。

青崩峠効果3-1 画像を大きく拡大


青崩峠効果3-2 画像を大きく拡大


青崩峠効果3-3 画像を大きく拡大



パンフレット


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パンフレット

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