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なぜバリアフリーなの?

● 人口減少・高齢化社会の到来

 わが国の人口は、2010(平成22)年にピークに達した後、長期の人口減少過程に入りました。また、2018年10月に全人口の28.1%だった高齢者率(65歳以上)は、2037年には33.3%(3人に1人)が、2065年頃には38.4%(2.6人に1人)と本格的な高齢化社会を迎えようとしています。

図1:総人口の推移

「資料:令和元年版高齢社会白書(内閣府)」

● 障害者のいま

 わが国には、約463万人もの身体障害者・身体障害児がいると推計されています。
千人当たりの人数でみると、身体障害者は34人いるという計算になります。(図2参照)。

 障害者が障害のない人と同じように、自分の意思で考え、決定し、社会のあらゆる活動に参加・参画できる「共生社会の実現」が求められています。高齢者の自立や障害者の自己実現を支援する施策を進めて行かなくてはなりません。

図2:身体障害者・身体障害児の全国推計数

図2 障害者数の推計 資料:内閣府「令和元年版 障害者白書」より

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