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開催報告(概要) 前へ 次へ TOPへ



VTR3

平成12年に起きた東海豪雨や、平成16年の新潟豪雨など近年の水害は過去のものに比べて被害が大きくなってきている。こういった水害の対策として、遊水地や調整池を造る試みがある。鶴見川流域には、競技場の地下駐車場や、テニスコートを利用した遊水地・調整池があり、東京都の環状7号線の地下には、巨大なトンネルが掘られ、集中豪雨の水を、一時的に溜め込むことができる。



議題3 〜全国の河川に比べ豊川の治水はどうか〜

フォーラム様子 山本氏 鶴見川では、2004年の台風22号の時、人工的な遊水地や調整池によって、水位を1.5mほど抑制できたといわれている。豊川は、伝統的な遊水地が残されているが、増加する集中豪雨のことを考えると、流域全体での総合的な洪水対策が必要になってくるのではないか。

藤田氏 豊川のように、今でも霞堤や河畔林が残されている川は全国的にも珍しい。そういった点をもう一度しっかり見直していく事が重要になってくる。


柴田氏 写真 山崎氏 河川法が明治29年に制定されたが、治水のみを考えたものだった。しかし、近年では環境問題を配慮するようになり、河川法も進化してきている。さらに、平成9年の法改正で住民の声を計画に反映することになり、豊川の河川整備計画にも、住民の意見を反映させている。