3つの基本方針

3つの基本方針

今、道路行政は大きく変わりつつあります。それは、全国一律の画一的で量的拡大を目指した時代から、それぞれの地域のニーズ、特性に対し、今一番必要とされている道路とは何かを考え、集中的かつ重点的に投資する時代への転換です。

新しい時代の流れの中で、飛騨地域を生活文化圏としてとらえ、改めてこの視点から道路に対するニーズや地域特性、 自然条件等を見てみると、飛騨の道づくりは、以下の3つのキーワードに集約することができます。

3つの指針

生活文化圏の視点から飛騨地域を考えてみました。

生活文化圏の視点から見た飛騨地域

積雪寒冷地域

飛騨地域は本州の中央部に位置しながら、全国的に見ても積雪が多く寒冷な地域です。

積雪データ積雪

車への依存

飛騨地域は他の周辺地域に比べ車への依存が高く、観光客の集中する休日や通勤時には市街地で渋滞が見られます。

一世帯当たりの車保有台数

人気のある観光地であるがゆえ、交通の円滑化がより問われます。

平成27年岐阜県観光入込客統計調査

峠の多い急峻な地形

国道41号の標高図

3つのキーワードからみる飛騨地域の道づくり

高山国道事務所は、飛騨の地域特性を配慮した道づくりの3つのキーワード「連携・安全・円滑」を実現することで、飛騨の豊かな暮らしに貢献します。

キーワードに基づく道づくり