岐阜県交通需要マネジメント
(Transportation Demand Management:TDM)

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このページではみちみちすいすいプロジェクト(旧:岐阜県TDMプロジェクト)の背景として、これまでの取り組み状況や現状の課題について紹介いたします。

取り組みの背景と実施方針

岐阜県内における渋滞課題

※TDM(交通需要マネジメント)とは? 車の利用者の交通行動の変更を促すことで交通混雑を緩和する手法です

取り組みの背景と実施方針

現在、慢性的に渋滞が発生している岐阜市内の国道21号において、交通混雑の緩和や交通安全の確保に向けて、平面6車線区間を立体4車線と平面4車線の複断面に整備する「国道21号岐阜市内立体事業(以下、岐阜市内立体)」を進めています。

国道21号岐阜市内立体事業

しかしながら、岐阜市内立体の工事影響等により、渋滞悪化の懸念があります。

また、特に岐阜市内では、朝の通勤時間帯(8時前後)に交通が集中している現状があります。

こういった状況を踏まえ、朝の通勤時間帯の交通分散を図ることを目的として、令和4年度に、岐阜市内の発着交通を対象とした約2週間の社会実験を実施しました。

これまでの取り組みにおいて、TDM施策の認知度の低さや、企業において在宅勤務・時差出勤等の制度が十分に整えられていないといった課題が明らかとなったため、TDMの認知向上や社会全体としての機運向上のために、継続して広報していくことが重要であることが確認できました。

また、自由意見からは対象エリアや期間を限定的にするだけでは、なかなか行動を変えることができない人達がいることもわかりました。

以上のことから、この状況を変えていくため、今よりも岐阜の暮らしを良くするために、岐阜県内で働く人、生活する人皆様の理解と協力が必要であり、全員で取り組みTDMの習慣化を目指すプロジェクトとして「みちみちすいすいプロジェクト」を実施します!

岐阜県内における渋滞課題

ここでは、現状の渋滞課題について紹介します。

岐阜県内は、東海環状自動車道の内側を中心に渋滞箇所が広く位置しており、特に岐阜市内や多治見市内に渋滞箇所が多く位置しています。

岐阜県の東西軸として重要な「国道21号」では、特に朝の通勤時間帯において渋滞が発生しており、岐阜市内のみならず、西濃・中濃地域でも渋滞が発生しています。

通勤時間帯の渋滞緩和や多様な働き方の実現に向けて、
本プロジェクトへの皆様のご理解とご協力をお願いします。