富士砂防って何してるの?
災害から暮らしを守る
事業効果
扇状地堆積土砂の有効利用

【自走式破砕機による粒径処理】 |
大沢崩れより流出した土砂は、扇状地の遊砂地等、砂防施設に堆積します。この土砂を放置すると次の土石流発生時に下流域へ流出し土砂災害の原因となります。この対策として、除石工事を行い遊砂地の機能維持とストックヤードを活用した工期調整を図っています。
発生した土砂の粒径は、数
㎜から2m
以上の巨石に至るまで大小の土砂が混在し、受け入れ先の需要と一致せず、有効活用を困難にしています。
受け入れ先拡大と有効利用を図るため、ふるい分け・破砕等の粒径処理した土砂を受入先に運搬してもらう連携事業を平成10年度より実施しています。この結果、海岸の養浜材、道路の路体材等、多くの公共事業に利活用されています。