逢初川水系 対策工事

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概要

 逢初川は、熱海市北部に位置する岩戸山(標高734m)南麓に源を発し、熱海市伊豆山地区を貫流して相模灘に注ぐ、流域面積1.9km2、幹川流路延長1.3km の二級河川です。
 令和3年7月豪雨では、7月1日から3日にかけて静岡県東部で梅雨前線に伴う大雨となり、熱海市では459ミリの降雨を観測。3日10時30分頃には逢初川上流域で大規模な土石流が発生し、 死者27名・行方不明者1 名という未曽有の被害となりました。
 災害復旧にあたっては、狭隘かつ急勾配な現場において高度な技術力が必要となることから、静岡県知事からの直轄砂防施工要請を踏まえ、令和3年7月20日に国直轄による緊急的な砂防工事「直轄砂防災害関連緊急事業」に着手。令和3年8月13日には、被災地の復旧・復興を加速化するため、事業を担当する富士砂防事務所に「熱海緊急砂防出張所」を開所しました。
 事業を緊急かつ安全に実施しなければならない中、渓流内には泥濘化した多量の土砂が厚く堆積し、陸路での進入が困難であったため、24時間体制かつDXを活用した無人化バックホウによる掘削作業、ならびに富士山源頭部工事で実績のあるヘリコプターによる土砂搬出を実施し、令和3年12月までにブロック堰堤の整備と既設砂防堰堤の除石を完了。現在、新設砂防堰堤の整備に着手しています。

■ 施工済み(令和4年6月29日現在)

・令和3年 9月15日 ネットロール土のう設置のための工事用進入路工事完了
・令和3年 9月20日 下流域の緊急安全確保のためのネットロール土のう設置完了
・令和3年10月23日 既設砂防堰堤までの工事用進入路工事完了
・令和3年12月 2日 流域住民及び工事現場の安全性確保のためのブロック堰堤設置完了
・令和3年12月23日 既設砂防堰堤の除石完了
・令和4年 2月16日 ネットロール土のう移設完了
・令和4年 3月23日 新設砂防堰堤に着手

■ 現在(令和4年6月29日現在)

・新設砂防堰堤のコンクリート打設を令和4年5月18日より実施

■ 今後(令和4年6月29日現在)

・新設砂防堰堤について、令和4年度中の完成を目指す