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豊川市立天王小学校

豊川市立天王小学校
「豊かな豊川の水で米作り」
 
豊川市立天王小学校の生徒のみなさん 豊川市立天王小学校の生徒のみなさん

今から天王小学校の発表を始めます。

ぼくたちの天王小学校は豊川の下流に位置し、豊川放水路の北西にあります。
ぼくたちの学校では、春には、 天王ギネスといって校区の人と一緒にたくさんのゲームやスポーツにチャレンジしたり、 秋には、地域と合同の運動会を行ったりします。

次に天王小学校の特色ある活動について発表します。
天王小学校の近くには「ましみず」という湧き水が各所から出ており、 学校の周りの水路にはクロメダカが多くいます。
また、校内を流れる天王川(あまのがわ)では、毎年3月ごろに校内で育てたホタルの幼虫を放流し、 それを羽化させるということを行っています。 5月下旬に、ホタルが宙を舞うことを、みんな楽しみにしています。

天王小学校区の多くの面積を占める下郷地区では、豊川の豊かな水を使って、 弥生時代から稲作が行われていたことがうかがわれる遺跡が発掘されています。
現在も、下郷地区の多くが水田として活用されています。 天王小でも地域の方から田んぼをお借りし、毎年もち米を作っています。

5年生が中心になって田んぼの世話をし、全校で田植えや稲刈りを行います。 かかしやCDを使った鳥よけを作ったり、ジャンボタニシを採ったりしてがんばりました。
これはジャンボタニシの卵です。1月に「天王まつり」という収穫祭を行い、 収穫したもち米をおもちにして地域の人や家の人と一緒に食べます。

それでは、水生生物調査の結果について発表します
豊川放水路の水生生物調査は7月27日の午後1時30分から3時30分の間に、 行明橋の付近で行いました。天気は晴れ。
川の様子を簡単に説明します。水温は27.5度でした。 川幅は約70メートル、深さは約20センチくらいです。 周辺には、水草などが茂った場所がたくさんあります。 また、放水路にしては、大きい石がたくさんある方です。 この日の流れはゆるやかで、にごりもほとんどありませんでした。
この写真は、その時の調査風景です。 いつもは遊び場になっている場所ですが、この日は調査の場所となりました。 みんな一生懸命に水生生物を探しました。

調査は3班に分かれて行いました。採集した指標生物は、どの班もイシマキガイが1番多く、全部で188匹もいました。 続いて、ヒラタドロムシ、カワニナの順でした。
指標生物ではないですが、ベンケイガニや、ウナギの稚魚、ギギなども見つかりました。

3つの班で採集された水生生物から、水質階級の判定はUの少しきたない水でした。 天王小学校では、水生生物調査に参加するのは、今年で6回目です。 残念ながら、毎年「少しきたない水」の判定を受けています。 少しでもきれいな水になるようにしたいなと思いました。

以上で天王小学校の発表を終わります。

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