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一宮町立一宮東部小学校

一宮町立一宮東部小学校
「自然を大切に」
 
一宮町立一宮東部小学校のみなさん 一宮町立一宮東部小学校のみなさん

今から一宮東部小学校の発表を始めます。

私たちの一宮東部小学校は、一宮町にある3つの小学校の中の一つで、全校児童297人の学校です。 今は宝飯郡ですが、来年2月からは、豊川市になります。
学校の北側には本宮山があり、南側に豊川が流れ、自然豊かな環境にあります。
学校は長山地区にあり、すぐ横には飯田線が走っています。 体育館で集会をしている時に電車が通ると、電車の音で話が聞こえないことがあります。

豊川の水生生物は、8月9日10時より江島橋付近で、5、6年希望者17名が参加しました。
ほとんどの子が初めての参加です。
調査をおこなった場所は、この写真の場所です。 川幅は約70m、深さ30cmです。川の流れはおそく、水温は30度と高く、なまあたたかく感じました。

見つかった水生生物を過去3年間比べてみました。
(左の表)平成15年度は、少し汚い水のヒラタドロムシが大変多く見つかりました。 きれいな水の指標生物も多く見つかりました。
(真ん中の表)平成16年度は、少し汚い水のオオシマトビケラが多く見つかりました。 指標生物以外の生物も多く見つかりました。
(右の表)今年は、昨年と同じく少しきたない水のオオシマトビケラが多く見つかりました。 きれいな水の指標生物が少なく、大変きたない水の指標生物も見つかりました。

平成15年が緑、平成16年が青、平成17年が赤で表してあります。
過去3年間をみてみますとどの年も少しきたない水ということがわかります。
しかし、同じ判定でもきれいな水の生物が年々少なくなり、きたない水の生物が見つかっているので、 少しずつよごれているのかなあと思います。心配です。

5年生では、総合では、住みよい町を考えようをテーマに学習しました。
「豊川を美しく」で自然にやさしい石鹸づくりやゴミ箱づくりをしたり、 「自然を楽しい場に」では、案内板も作りました。案内板は東上駅につけてもらいました。
ハイキングに訪れる人に喜んでもらっています。
他の学級では、同じように、本宮山に登山する人のためにリーフレットを作成して、 ウォーキングセンターやコンビニなどで多くの人に手渡しました。

5年生は緑の少年団に入っています。みどりとのふれあいを通して、 自然に親しみ、緑に親しみ、緑を守り育てる学習を進めています。
穂の国森づくりの会の訪問授業「森林のはたらき」で、森と水のかかわりを学び、森林の大切さを感じました。

また、秋の自然観察会では、きららの森で原生林の仕組みや動植物の観察をしました。
木に耳を当てるとドクドクと鼓動が聞こえてきます。森は生きていると思いました。
また、耳をすますと小川や木の葉の音がやさしく聞こえてきました。自然っていいなあと感じました。

今年も30人31脚に5年生が参加しました。 学級新記録を出しましたが、残念ながら全国大会に出場はできませんでした。

豊川がきれいな水であるのは、川をよごさないことだけでなく、自然・緑を大切にしていくことも大切です。 私たちは、いつまでも自然を愛する心を持ちたいと思いました。

これで私たちの発表を終わります。

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