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TOPページ > とよがわ流域圏こども会議 > 第4回「とよがわ流域圏こども会議」 > 豊川市立天王小学校 |
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豊川市立天王小学校 「豊かな豊川の水で米作り」 |
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ぼくたちの天王小学校は豊川の下流に位置し、先ほど発表された大村小学校の隣にあります。 ぼくたちの学校では、地域と合同の運動会を行ったり、 わくわくウォークという校区の人と一緒に地域の名所を歩く行事を行ったりしています。 天王小学校の近くにはましみずというわき水がわき出ており、 そこには絶滅が危惧されているクロメダカの群がいます。 また、そのわき水を校内に引き入れた天王川(あまのがわ)では、 毎年3月ごろにホタルの幼虫を放流し、それをふ化させるということを行っています。 5月下旬になると、毎年数十匹のホタルが宙を舞います。もし、都合がつけば、ぜひ、見に来てください。 それでは、水生生物調査の結果について発表します。 豊川放水路の水生生物調査は8月2日(火)の午後1時30分から3時30分の間に、 行明橋の付近で行いました。天気は晴。水温は33度と非常に高かったです。 川のようすを簡単に説明します。川幅は約70メートル、深さは6センチぐらいです。 周辺には水草などがしげった場所がたくさんあります。 また、下流にしては大きい石がたくさんある方です。 この日の川の流れは比較的速く、にごりもほとんどありませんでした。 この写真は、そのときの調査風景です。 いつもは遊び場になっている場所ですが、この日は調査の場所となりました。 みんないっしょうけんめいに水生生物をさがしました。 調査は4班に分かれて行いました。 採集した指標生物は、どの班もイシマキガイが1番多く、全部で335匹もいました。 続いてカワニナ、ヒラタドロムシの順でした。 これが採集された水生生物です。スジエビは昨年に比べると今年は少なかったです。 昨年に続いてジャンボタニシもみつかりました。これがジャンボタニシの卵です。 以上が採集された水生生物の状況です。 4つの班で採集された水生生物から、水質階級の判定はUの少しきたない水でした。 天王小学校では、水生生物調査に参加するのは、今年で5回目です。 残念ながら、毎年「少し汚い水」の判定を受けています。 少しでもきれいな水になるようにしていきたいと思いました。 次に、天王小学校の特色のある活動について発表します。 天王小学校の多くの面積を占める下郷地区では、豊川の豊かな水を使って、 弥生時代から稲作が行われていたことがうかがわれる遺跡が発掘されています。 現在も、下郷の多くが水田として活用されています。 天王小でも、地域の方から田んぼをお借りし、毎年もち米を作っています。 私たち5年生を中心に、全校で田植えや稲刈りなどを行います。 かかしやCDを使った鳥よけを作ったり、ジャンボタニシを捕ったりしてがんばりました。 ジャンボタニシは水生生物調査でも見つかりましたが、稲の茎を食べてしまう害虫です。 すごく増えてしまっているようで、卵もたくさん捕まえました。 12月に「天王まつり」という収穫祭を行い、そこで収穫したもち米をついて食べます。 以上で天王小学校の発表を終わります。 |
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