柴田氏 放水路が出来てから地域住民の防災意識は薄くなった。我々消防団としても毎年6月に行われる水防訓練などがあるが、そういったものを通して、地域住民の方々に防災意識の啓発活動を行っていきたい。
山本氏 気象データやハザードマップなど、現在、住民が見られる防災情報は増えてきている。しかし、いざという時、そういったデータを単なるデータとして終わらせない為には、日頃から活用する訓練をするか、地域で勉強会を行っていくしかない。
栗田氏 我々が現場で経験してきた事をどうやって住民の方に伝えるか。その為に、地域で手作りのハザードマップを作るなど、様々な啓発活動を行ってきた。しかし、防災訓練が面白くないと地域の方も参加しない。その為、町内対抗で防災運動会をやるなど、楽しめる工夫をしながら、防災活動に取り組んでいる。
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