事業紹介
飯島いいものつくろう会
飯島いいものつくろう会とは
平成24年に10周年を迎えた飯島いいものつくろう会

「飯島いいものつくろう会」とは、飯島砂防出張所が監督している砂防工事の品質を高めようと、受発注者の枠を越えて意見交換を重ねてきた施工技術の勉強会のことです。
前身となる「飯島技術検討会」(昭和60年~平成9年)から平成14年度に「飯島いいものつくろう会」へ名称を変更し、活動を充実させ、平成24年6月に満10年を迎え、平成25年2月14日には10周年記念講演会を開催。当日は地方自治体を含む行政機関や建設業に携わる技術者など約150名の方々に聴講して頂きました。
部会

平成24年度の年間計画を各部会に分かれて話し合う会員の様子
コンクリートの品質向上、転石の設置技術、工事の安全、電子納品の勉強など、その時々の課題に応じて「部会」をつくり、部会ごとに議論を含め、場合によっては実際の現場を見ながら活動してきました。
現在は、①コンクリート、②巨石張(積)護岸、③安全、の3部会で活動しています。
現場見学(意識・組織・学識)

現場見学会の様子
土木は経験工学と呼ばれてきました。おそらくこの経験とは、 自ら意識できた直接的経験、組織(例えば、会社)として引き継がれた経験、 学識として他者の著書から得た経験のことで、これらの経験が集積し統合されるとともに技術(工学)的裏付けがなされてきたからだと理解しています。
他の地域の現場を見ることは生きた知識(経験)の習得として、大変重要です。
平成24年度は3年ぶり7回目となる天竜川上流管外の砂防工事の現場見学会を行ないました。
講演会

記念講演後に心温まるご感想を頂いたご来賓の飯島町長様[左]と講演者[右]
学識経験者、事務所職員などによる講演会を開催し、 施工技術はもちろん、知識の不足しがちな動植物や地形地質に関する知識を 習得するために積極的に行っています。
また、平成24年度は、当会が立ち上げられた時の天竜川上流河川事務所長を招き、記念講演会を実施いたしました。
各部会の活動
これまでの活動
平成14年度から今まで、総会、部会、講演会、現場見学会などの活動を行ってきました。 活動の記録は冊子に収め、会員と関係者に配布しています。
※残念ながら余部を持ち合わせておりません。
これまでの活動 一覧コンクリート部会(平成14年度~)
平成22年度はマスコンクリート構造物の品質向上に寄与すべく、新しい技術的知見も取入れた「施工参考書<マスコンクリート編>」改訂版を発刊しました。
コンクリート部会の活動転石部会
転石部会(平成14~22年度)
平成22年度は渓流での多自然川づくりの試みの一つとして、河床の転石(巨石)を使って、魚類の遡上降下に配慮した常水路を施工する際のポイントを、 「飯島スタンダード 常水路工編」 としてまとめ、発刊・改訂しました。今後も標準化(スタンダード)を見直し、改訂・公開していきます。
注:常水路とは床固工において常に水が流れているところを意味しています。
転石部会の活動巨石張(積)護岸(平成22年度~)
これまで転石部会において、床固工の「斜路工+常水路工+巨石張(積)護岸」について、思考をめぐらせた結果、常水路については標準化へ向けたまとめを行ったところです。
そこで、次の一歩として巨石張(積)護岸に視点を振り向け、平成23年度に立ち上げた部会が当部会です。巨石張(積)護岸の標準化に向けた議論を展開していきます。
安全部会(平成17年度~)
安全施工に関する様々な議論を進め、「安全巡視チェックリスト」を作成し、飯島砂防出張所発注の工事での標準的安全巡視チェックシートとして活用しています。
また、近年は「合同安全講習会」を開催するとともに、平成24年度には「飯島スタンダード 足場編(未公開)」をまとめ、砂防工事における安全部会の活動成果を積み重ねてきています。
安全部会の活動