庄内川河川事務所では、子どもたちが楽しく川遊びを体験することで、川への理解を深め、川にすむ水生生物を間近に見たり直接触れることで、身近な自然と親しむ機会となる、「川あそび体験」を支援しています。
9月9日(金)は、「矢田川子どもの水辺」で、久国幼稚園児87名の川あそび体験を支援。ジャブジャブ川歩きや水生生物をタモ網で捕獲するガサガサ探検、お魚ふれあいウォッチングなどをサポートしました。
●開催場所: | 名古屋市北区成願寺 矢田川右岸ふれあい橋下流「矢田川子どもの水辺」 |
●観察指導補助: | NPO法人土岐川・庄内川サポートセンター |
●協 力: | 矢田川子どもの水辺協議会 |
タモ網を使って元気よくガサガサ探検を楽しむ園児たち
≪足元でお魚が泳ぐ川をジャブジャブ歩いて、元気に水遊び!≫
9月になってもまだまだ暑い青空の下、久国幼稚園の年長組3クラスの園児たちが、幼稚園のマイクロバス2台に乗って、「矢田川子どもの水辺」にやってきました。バスの中から手を振る園児たちは、みんな元気いっぱい。
中洲に渡って、全員が安全のためライフジャケットを着せてもらい、待ちに待った川遊びの始まりです。最初に、まず水に慣れるためのジャブジャブ川歩きで、ひんやりした川の流れに、みんな心地よさを体感。その後タモ網の使い方を教わり、サポートのみなさんに助けてもらいながら、水生生物とりを楽しみました。みんなで捕まえた水生生物は、水槽に入れて、講師の先生から名前や特徴などを教えてもらいながら観察。いろいろな水生生物がいることも、教わりました。また、タライやカゴに入った、大きなコイやウナギにもいっぱいタッチして、その大きさや感触を楽しみました。
同行していた先生からは、「2年前に、ここの川遊びで捕まえて幼稚園に持ち帰ったお魚は、今も元気に幼稚園の水槽で泳いでいます。去年は雨のために川遊びが中止になり、みんなとても残念がっていました。これからも、園児たちが自然と触れ合える貴重な機会として、この川遊びをさせてもらえると嬉しいですね。」との感想をいただきました。
2台のマイクロバスで幼稚園から会場に到着
サポートのみなさんに見守られて
中洲に渡りました
挨拶と説明をする庄内川河川事務所 調査課
地域連携グループ・小口専門職
安全のため全員がライフジャケットを着用
川に慣れるため最初にジャブジャブ川歩き。ちょっぴりひんやり気持ちいいね!
一人ずつタモ網を持ってガサガサ探検。「何かいるよ!」「あっ、すごいすごい見せて!」
講師の池田さんと間野さんから捕まえたお魚を水槽に入れて見せてもらい
名前や特徴を教えてもらいました
タライとカゴに入った
大きなコイとウナギにみんな大喜び
初めはこわがっていた女の子も
勇気を出してタッチできたよ
川遊びの注意点について話す
庄内川河川事務所 調査課
地域連携グループ・坂口専門官
サポートのみなさんに元気に挨拶して
マイクロバスに向かう園児たち
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平成28年9月9日(金) 晴れ 気温28℃ 水温24.6℃ 水質調査 pH7.6(パックテスト) COD4.0(パックテスト) 透視度 約89cm |
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捕れた生物(11種類) オイカワ、タモロコ、カダヤシ、カマツカ、シマドジョウ、ヨシノボリ、ヌマエビ、テナガエビ、スジエビ、モクズガニ、ヤゴ |