
本特設サイトでは、鈴鹿(安塚)工区の工事進捗状況についてお知らせいたします。
各工事の進捗やトピックスはちゅうばす通信をご覧ください。
国道23号中勢バイパスは、鈴鹿市を起点として、津市を経由し松阪市へ至るバイパスで、国道23号の交通渋滞解消とバイパス周辺の適切な土地利用を促し、地域経済の発展に資するために計画された道路です。
鈴鹿(安塚)工区(「鈴鹿市北玉垣町」~「鈴鹿市野町」)の開通により中勢バイパス全線が暫定2車線で開通となります。
国道23号から中勢バイパスへの交通転換が進んだことで、国道23号の所要時間の短縮、交通事故の減少などの交通環境の改善が期待されます。
国際拠点港湾の四日市港と津・松阪市内を結ぶ物流の輸送経路は、主に国道23号及び中勢バイパスが担っています。
また、中南勢地域の流通拠点である重要港湾の津松阪港から北勢方面、愛知県方面への一般道の物流輸送経路についても主に国道23号及び中勢バイパスが担っています。
中勢バイパスの全線開通により、国道23号と中勢バイパスが連結し一体として機能することで、輸送経路の速達性、時間信頼性の向上により、物流ネットワークの強化、円滑な物流交通の確保が期待されます。
緊急輸送道路に指定されている国道23号は、三重県の沿岸部を通過しており津波による浸水被害が懸念されるとともに、津、鈴鹿市周辺は南海トラフ巨大地震発生時に震度6~7が想定されています。
中勢バイパスは、浸水エリアを回避した内陸部に位置することから、くしの軸として内陸部から沿岸部への応急復旧活動を支援するとともに、道路ネットワークの多重性・代替性が強化されるなど災害に強い道路機能を確保します。
中勢バイパス沿線の中勢北部サイエンスシティでは、中勢バイパスの開通に伴い企業立地数が増加しています。