背景・必要性
全国的に見て、交通事故死者数は近年減少傾向である一方、自転車乗車中の死者数の占める割合は増加傾向にあります。 過去10年間では、自転車関連事故の件数が5割減少したことに対し、自転車対歩行者の事故は約1割の減少となっています。

また、自転車乗車乗車中における人口10万人当たりの交通事故死傷者数は、全年齢平均に対し、中学生が約3倍、高校生が約5倍と非常に高く、そのうち、約半数以上を通学中の事故が占めています。
中高生の自転車通学経路の安全点検結果等も考慮するなど、自転車利用や関連事故の多い市街地を中心に、重点的に対策を実施する必要があります。