中部圏の多分野で活躍しておられる若者世代の方々に、ご自身の活動内容や
活動を通じて感じる中部圏の魅力や課題などについて意見を聞きました。
日 時:令和6年9月11日(水)13:00
場 所:愛知県北設楽郡東栄町
話し手:(株)もと
大岡 千紘さん
紹 介:[HP]https://naori-toei.jp/
https://moto-toei.com/
(株)もと
大岡さんに聞いてみよう
この地域で活動しようと思った理由は?
大学時代に町おこしに携わり、地域の祭りに興味を持った中で東栄町の花祭に出会い、地域の人々があたたかく人懐っこいことが気に入り、地域おこし協力隊に参加したことがきっかけです。
活動を通して感じる中部圏の魅カ・課題は?
【魅力】
  • 愛知県は日本の真ん中で交通の便も良く、ビジネス展開に便利であり、都市圏への移動も簡単にできる。
  • 地域のコミュニティーがしっかりしているので助けてもらえる安心感がある。
  • 子育てする上で地域の人が支えてくれる環境がある(地域に育ててもらっている)。
【課題】
  • 公共交通機関がもっと発達していればと思う。
  • 増加する移住者への住居が不足している。
暮らしの中で感じる中部圏の魅カ・課題は?
【魅力】
  • 愛知県内に大学が多いため、地域に愛着を持って学生が過ごせる環境がある。
  • 地域で子育てに協力してくれるので孤独にならずにすむ。
【課題】
  • 産業が発達しているぶん起業しようとする人が少ない。
  • 働き口や選択肢、楽しみが増えて多様性が高まればよい。
  • 病院が少ない(診療所のみ)ので、医療機関が増えるとよい。
若者や女性流出の課題の現状や、今後考えられる対策は?
【課題】
  • 独身者や学生が孤独(若い人が集まるコミュニティーが不足している)。
  • 女性が楽しめる場所が少ない
【暮らしやすい地域になるには】
  • 新たなことを始める人を支援してもらえるような仕組みが整うとよい。
  • 地方は人口が少ないのでもっとデジタル化を進めるとよい。
  • 女性がゆっくり過ごせるような場所(カフェなど)が増えるとよい。