中部圏の多分野で活躍しておられる若者世代の方々に、ご自身の活動内容や
活動を通じて感じる中部圏の魅力や課題などについて意見を聞きました。
日 時:令和6年9月4日(水)10:00
場 所:三重県北牟婁郡紀北町
話し手:紀北町地域おこし協力隊
動画クリエイター
前川 あかねさん
紹 介:[HP]https://lit.link/kihokutownsns
紀北町地域おこし協力隊
前川さんに聞いてみよう
この地域で活動しようと思った理由は?
大学時代にフィールドワークの活動で紀北町に来て良い街と感じた。改めて働き方を変えようとした時に地域おこし協力隊の募集があり、ふるさとに帰る感覚で紀北町に来て以来、YouTube「きほくらし」で紀北町暮らしを情報発信している。
活動を通して感じる中部圏の魅カ・課題は?
【魅力】
  • 温暖で暮らしやすい。食べ物が美味しい。伝統・文化が根付いている。
【課題】
  • 交通の便が悪い。店が早く閉まる。泊まる場所が少ない。
  • 若者が集まれるカフェのような場所がない。
  • カーシェアやレンタサイクル等がなく、自家用車がないと生活出来ない。
暮らしの中で感じる中部圏の魅カ・課題は?
【魅力】
  • 自然と暮らしが密着している。人があたたかい。
  • 保育園が多くて子育てしやすい。
  • 時間の流れがゆったりで、人・自然・伝統文化・祭などから豊かさを感じる。
【課題】
  • 交通網が脆弱である。カーシェアなどの自由に移動できるツールがない。
  • 現金しか使えない、キャッシュレスの遅れを感じている。
  • そもそも存在を知られてない(情報発信の不足)。
若者や女性流出の課題の現状や、今後考えられる対策は?
【課題】
  • おしゃれ、今風の流行りを感じられるものが少ない。
  • 若者が集える場所がない。
【暮らしやすい地域になるには】
  • 交通網の整備(移動ツールの増加)が必要である。
  • 人口減少を補えるだけのITの普及が必要である。
  • Uターンや、学生向けインターンなどの仕組みや制度を創設する。女性の働きやすい仕事を創出する。サテライトオフィスなど多様な働き方を提案する。