中部圏の多分野で活躍しておられる若者世代の方々に、ご自身の活動内容や
活動を通じて感じる中部圏の魅力や課題などについて意見を聞きました。
日 時:令和6年9月2日(月)14:00
場 所:岐阜県美濃市相生町
話し手:みのシェアリング(株)
橋元 麻美さん
紹 介:[HP]https://wasita.co.jp
まちごとシェアオフィスWASITA MINO
橋元さんに聞いてみよう
この地域で活動しようと思った理由は?
就職を機に上京後、「人に会いに行く旅」という企画に参加したところとても楽しく、地域の魅力に気付いた。移住者の話を聞いたり、地域のおばあちゃんと郷土料理を作ったりと、さまざまな地域を訪れるうちに、地方暮らしという選択肢が頭から離れなくなった。
活動を通して感じる中部圏の魅カ・課題は?
【魅力】
  • 人との距離感がちょうど良い。同じ人に何度も会うので関係性が積み上げやすい。
【課題】
  • すぐ住める家がない(購入ではなく賃貸があるとよい)。
  • 公共交通機関の接続が悪い。
  • 美濃市の知名度が低い。イメージすら持っていない方が多い。
暮らしの中で感じる中部圏の魅カ・課題は?
【魅力】
  • 町がコンパクトで便利である。
  • 保育園がおおらかで子育てしやすい。
  • おおらかさ、豊かさがあり、ゆとりを感じる
【課題】
  • インフラの整備状況もあって、光熱費がかさむ。
  • 交通の便が悪いため車が必須で維持費がかかる。
  • 外と内の人が交流する機会が少ない。
若者や女性流出の課題の現状や、今後考えられる対策は?
【課題】
  • 仕事の選択肢が少ない。
  • 魅力的な仕事をいかに増やしていくか。
【暮らしやすい地域になるには】
  • 気軽にお試し暮らしができる住環境の整備。
  • 風通しが良くなるような交流の機会を増やし、土着の人と外から来た人が交わりやすい土壌をつくる。