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事例紹介
〇概 要
街路は都市の中の道路であり多種多様な役割を担っています。市民生活や経済活動等に伴う自動車交通等を円滑に処理するだけではなく、市民が散歩を楽しんだり祭りやイベントが開催されるなど人々が集い語り合う都市において最も基礎的な公共空間です。
◇街路とは
・都市内における道路
◇街路事業とは
・都市施設として都市計画決定された道路(都市計画道路)を都市計画法第59条に基づく認可または承認を得て実施される都市計画事業
※1 都市施設(都市計画法第11条1項)
道路、都市高速鉄道、駐車場、自転車ターミナルその他の交通施設
※2 都市計画法第59条
都市計画事業は、市町村が都道府県知事の認可を受けて施行する
※3 都市計画事業(都市計画法第4条)
都市計画法第59条の規定による認可又は承認を受けて行われる都市計画施設の整備に関する事業及び市街地再開発事業
〇街路事業の目的
・都市における円滑な交通の確保
・豊かな公共空間を備えた良好な市街地の形成
・安全で快適な都市生活の実現
・機能的な都市活動の支援
〇街路の多様な機能
◇都市交通施設機能
・通路としての機能
人及び物の動きのための通路としての機能
・沿道利用のための機能
沿道の土地、施設、建物等への出入り、ストックヤードへのアプローチ、貨物の積み卸しのスペースとしての機能
◇都市環境保全機能
都市のオープンスペースとしての住環境を維持する機能
◇都市防災機能
・避難路、救援路
災害発生時に被災者の避難及び救助のための通路としての機能
・災害遮断
災害の拡大を抑え遮断するための空間としての機能
◇都市施設のための空間機能
・他の交通機関のための空間
LRT,新交通システム、地下鉄等を設置するための空間
・供給処理施設のための空間
電気、上水道、下水道、ガス、地域冷暖房等を設置するための空間
・通信情報施設のための空間
電話、CATV等を設置するための空間
・その他の施設のための空間
電話ボックス、信号、案内板、ストリートファニチャー等を設置するための空間
◇街区の構成と市街地の誘導
・街区の構成
街路は街区を囲み、その位置、規模、形状を規定する。
・市街地の誘導
沿道の土地利用の高度化を促し、都市の面的な発展方向、形状、規模等に影響を与える。
〇助成対象
・都市計画道路の整備
〇対象者
・地方公共団体
〇支援内容
事業実施支援
社会資本整備総合交付金等(国土交通省ホームページ)
〇中部地方事例紹介
(都)西之一色花岡線
岐阜県高山市
(都)瀬戸川プロムナード線
愛知県瀬戸市
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【国土交通省 中部地方整備局 建政部 都市整備課】
〒460-8514
名古屋市中区三の丸2丁目5番1号 名古屋合同庁舎第2号館
電話番号:052-953-8573(都市整備課)