〇第7回中部圏大深度地下使用協議会幹事会 概要
1. | 平成30年5月31日(木)13時30分より、桜華会館4階松の間において、第7回中部圏大深度地下使用協議会幹事会が開催された。 | |||
2. | 本幹事会においては、本年3月20日、中央新幹線(品川・名古屋間)について、大深度地下使用法に基づく使用認可の申請がなされたことを踏まえ、認可庁より、同法に基づく使用の認可に関する処分の手続きについての説明、事業者より、本事業の使用認可の申請概要等についての説明が行われた。その主な内容は、以下のとおり。 | |||
(1 | ) | 使用の認可に関する処分の手続きについて 認可庁である国土交通省都市局都市政策課より、大深度地下使用認可手続きについて説明があり、今後、審査にあたっては公聴会の開催等を必要に応じて実施し、大深度地下使用協議会を開催して関係行政機関から意見を聴取することを予定しているとの情報提供がなされた。 |
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(2 | ) | 中央新幹線(品川・名古屋間)の使用認可の申請について 事業者である JR 東海より、中央新幹線の計画概要、大深度地下使用認可申請書の内容等について説明がなされた。 |
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3. | 主な質疑応答等 | |||
・ | 大深度地下空間で火災等救助事案が発生した場合、地元消防本部との調整はなされているか。また、地下トンネルでの無線環境について教えてほしい。 | |||
→ | (JR東海)地元の消防関係部署とは定期的に意見交換を行っている。開業時の最新の無線設備を設けることを消防機関とも話しており、今後とも調整をして進めていきたい。 | |||
・ | リニア事業の進捗に伴い、トンネル発生土の適切な取り扱い等、環境保全への対応を適切に行ってほしい。また、施工中あるいは施工後のモニタリングについてもしっかりと実施してほしい。 | |||
→ | (JR東海)発生土については、有効利用したいと考えている。モニタリングについては、毎年6月頃にモニタリング結果を公表している。今後も地域と連携しながら進めていく。 | |||
・ | トンネル施工にあたり、全区間でセグメントを用いたシールド工法を採用するのか確認したい。 | |||
→ | (JR東海)事業区域においては、セグメントを用いたシールド工法を採用することを想定している。 | |||
・ | 公聴会の開催予定について教えてほしい。 | |||
→ | (国土交通省都市局都市政策課)公聴会の開催要望の意見を踏まえ、平日と休日の2日間で公聴会の開催を予定している。 |
○配付資料
【国土交通省 中部地方整備局 建政部 計画管理課】
〒460-8514
名古屋市中区三の丸2丁目5番1号 名古屋合同庁舎第2号館
電話番号:052-953-8571(計画管理課)