いくつもの要因が重なって起こる
岐阜県の交通渋滞。
渋滞緩和のために、
あなたにできることがあります。
岐阜県の交通渋滞には、いくつもの要因があります。自動車利用率の高さ、県内各所から限られた道路に集中する車、多くの企業で共通する始業時間。さまざまな要因が重なって、慢性的な渋滞が発生しています。 しかし、一人ひとりのワークスタイルや企業の体制を見直していただくことで交通渋滞の緩和につながります。
通勤の自動車利用率
約71%
出典:令和2年国勢調査
岐阜県の自動車利用率は全国的にも高く、県人口の約7割が通勤で自動車を利用しています。 世帯当たりの自動車保有台数は1.53台で全国8位となっています。

岐阜市内の国道21号
車両通行台数
約6.3万台
出典:令和3年度全国道路・街路交通情勢調査
国道21号は県内各所から車が集中し、岐阜市内では1日平均約6万3千台が通行します。 1万5千台以上が通行する南北主要道路との交差点も多く、車の通行量の多さが混雑の要因の一つとなっています。

平均走行速度
(7:30~8:30)
20km/h以下
出典:ETC2.0プローブデータ(令和4年10月 平日)
県内で深刻な渋滞が発生する場所は168箇所。 国道21号では、岐阜市内のほとんどの区間で朝7時台の走行速度が20km/h以下となり、5つの交差点が県内の事故多発箇所のワースト10に入ります。

令和6年1月24日の
12時間降雪量(関ヶ原町)
降雪量58cmでその日の
全国1位
出典:気象庁HP
令和6年1月24日、関ヶ原町でその日の全国1位となる降雪量を記録。 県内各地で284件のスリップ事故が発生しました。 日頃から渋滞対策に取り組むことは積雪時の交通障害を減らすことにも効果的です。

8:30始業の会社
約57%
出典:TDM賛同登録企業アンケート(令和6年1月)
岐阜県の自動車利用率の高さとともに、出社時間が8時30分に集中していることも慢性的な渋滞の原因となっています。 始業時刻を見直すことは渋滞緩和の有効な手段といえます。

在宅勤務と時差出勤が
どちらも未整備
約54%
出典:岐阜市内立体区間沿線市町の商工会会員対象アンケート・ヒアリング(令和4年)
県内の半数以上の企業が、時差出勤や在宅勤務の制度が未整備となっています。 時代や社会動向に合わせてフレキシブルな働き方を採り入れることはビジネスの効率化にもつながります。

渋滞は仕方ないこととあきらめず、
みんなで少しずつチャレンジすれば、
岐阜の朝はもっと快適に変わります。
01
時差出勤

ラッシュアワーをずらして家を出ることで、渋滞に巻き込まれることなくスムーズに出勤できます。 いつもより通勤時間が短縮でき、その分余裕も生まれます。
02
ルート変更

ふだんの通勤ルートを変えて、新しい順路を試してみましょう。
多少遠回りでも、車が少なく走りやすい道路が見つかるかもしれません。
※生活道路の抜け道利用はお控えください。
03
リモートワーク

コロナ禍の影響でリモートワークや在宅勤務が浸透しつつあります。 フレキシブルな働き方で出社の日数を減らすことは、渋滞の緩和にも役立ちます。
04
交通手段の変更

通勤を公共交通にかえたり、徒歩や自転車での移動もおすすめです。 渋滞のストレスから解放されるだけでなく、身体を動かすことで健康の促進にもつながります。
プロジェクト名称募集結果
プロジェクト名称は、投票の結果「みちみちすいすいプロジェクト」に決定しました!
たくさんの応募・投票ありがとうございました。
- 名称応募者:M.Aさん
- 投票期間:2024年2月9日(金)~3月10日(日)まで
- 投票総数:292票(みちみちすいすいプロジェクト 76票)
