由比地すべり対策工事

平成23年3月15日　静岡県東部を震源とする地震 発生前後の地形変化

右の図は平成23年3月に発生した震度6強の地震を含む間の標高変動を表した図です。 拡大図の右側は３月15日の地震で斜面が崩壊したところです。このような地形の変化は標高2,000m付近で青く表示されます。 また、拡大図の谷底部が赤色に着色されていますが、崩壊した土砂が谷底に堆積していることが分かります。

源頭部の標高変動図（平成22年10月～平成23年6月→平成23年3月に発生した地震を挟む8ヶ月間）

平成23年11月19日　土石流 発生前後の地形変化

右の図は平成23年11月に発生した土石流を含む約2ヶ月間の標高変動を表した図です。 谷底部には青く着色されている箇所が多くなっています。これは降雨により、土砂が侵食されたことを表しています。

源頭部の標高変動図（平成23年9月～平成23年11月→平成23年11月に発生した土石流を挟む2ヶ月間）

---

FUJI SABO通信　平成24年2月29日　第80号 発行：国土交通省中部地方整備局　富士砂防事務所 静岡県富士宮市三園平1100　電話 0544-27-5221