事務所紹介
富士山大沢崩れで小規模な土石流を確認
 平成21年11月14日(土)午前9時40分頃、富士山大沢崩れにて 小規模な土石流が発生しました。
当日は、御中道雨量観測所(標高2,350m)で平成21年11月13日(金)20時の降り始めから同14日(土)10時までに総雨量63mmを観測、 ピーク時には同14日9時と10時に各14mmの雨量がありました。
なお、今回の土石流が、大滝地点(標高約1,500m)より下流へ到達した様子は見られませんでした。

源頭部写真

静岡県駿河湾を震源とする地震に対して、緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)を派遣しました。
 平成21年8月11日(火)に静岡県駿河湾を震源とする震度6弱(静 岡県伊豆、中部、西部)の地震が発生しました。これを受け中部地方整備局は、国土交通省災害対策本部の指揮のもと、緊急災害派遣隊を派遣しました。
 今回の緊急災害派遣隊には、中部地方整備局から6班22名が派遣され、富士砂防事務所からも2名の職員が参加しました。派遣隊は平成21年8月12日 (水)から3日間にわたり静岡県と共同で活動し、伊豆市内の土砂災害危険箇所の点検を行いました。点検は799箇所の土砂災害危険箇所について実施し、斜 面の崩壊や渓流の水の濁りなどについて目視で点検を行いましたが、直ちに緊急対策が必要とされる箇所は確認されませんでした。
 派遣隊終了後の8月18日(火)には、富士砂防事務所において事務所職員や管内自治体の職員を対象とした報告会を行い今後の災害対策の参考としました。

伊豆市内の土砂災害危険箇所の点検と報告会の様子


もどる ホーム つぎ FUJI SABO通信 平成21年11月30日 第71号
発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所
静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221