ふじあざみ 第33号(5)

富士山緑のゼミナール
声 中 学 生
●先生方の体験や研究などを色々聴くことができて、いい勉強になりました。「本当にこんな簡単でいいの?」と、リサイクルポットには驚きました。植樹は、いつかやってみたいと思っていたので、嬉しかったです。(中学2年 久高綾香さん)
●リサイクルポットは中学生でも材料があればすぐに作れるので、作っているとき楽しく作れました。これから育つ木が富士山の自然の一部として富士山を守っていってくれると良いなと思いました。(中学2年 岩崎愛さん)
▼緑のゼミナール会場の風景 ▼質問をする参加者
緑のゼミナール会場の風景 質問をする参加者
雨の中、みんな頑張って植樹しました 生徒達ににこやかに説明する東教授
▲雨の中、みんな頑張って植樹しました ▲生徒達ににこやかに説明する東教授
声 一   般
●リサイクルポットは誰でも参加でき、苗木の生長にも触れることができる素晴らしい発案ですので、県民全体で取り組むことが望まれます。我が家では早速、孫と苗木を比較しながら確かな生長を楽しみにしたいです。(建設会社 田村さん)
●富士山の自然を守るというテーマに向けて次世代を担う多数の参加が得られて良かったと思います。東教授の「森づくりの一歩は、自ら種をまき、木を育て、感動を得ることから始まる」という言葉が印象的でした。(環境保全課 槿山さん)
声 講師の感想
●苗木が定着するのか? じつは心配だった1年目の現地学習。生徒たちが心を込めて植え、砂防職員の温かい保育のお陰で結果は上々。ケヤキ・ヤマボウシ・コナラ・カエデなどが元気な姿で迎えてくれた。2年目の今年は、潤井川に雨の中ポットが並べられ、興奮しながらの記念撮影、また、富士市でのにぎやかなポットの作成、別れの握手攻めに感動しきり。わがカミネッコンは思いもかけぬ幸せを呼んでくれた。(東三郎先生)
●私の講演の題は「富士山の自然と人」でした。私はこの講演で富士山を例にしながら人が自然環境に関心を持つためには、第一に自然を感じる感性を、第二に自然を科学的に探究する知性が大切であることを話したいと思いました。特に中学生時代の自然体験が大切なのです。(近田文弘先生)

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