ふじあざみ 第32号(6)

みんなの富士山と、みんなの自然を守るために… 富士山緑のゼミナールを開催します!みんなで学ぼう!いまの富士山や森や植物たちの姿、そして役割を。みんなで知ろう!森や植物たちを理想の姿に戻すための方法を。
目的 静岡県は平成8年度に台風により激甚な風倒木を被ったことを契機に、富士山の自然植生の復元のための長期構想「富士山100年プロジェクト3776構想」を平成11年3月に策定しました。富士砂防は従前から植生を活用した砂防事業を推進していますが、「3776構想」に基づく森づくり、緑づくりを支援するため、市民による植樹としての評価の高い「リサイクルポット」を用い、小中学校において苗木ポットの作製・植樹を行い、富士山大沢扇状地などで砂防樹林帯を育成します。また富士山の自然植生と森の機能、市民参加による植生復元を学ぶ「富士山 緑のゼミナール」を富士宮市と富士市で開催いたします。
●入場無料
●主催/富士砂防工事事務所 共催/静岡森林管理署、静岡県、富士宮市、富士市、富士山自然の森づくり(NPO)
1 平成13年6月14日(木) 13:30~16:30 (予定)
場所: 富士宮市民文化会館 大ホール
対象: 市内中学生、先生(富士宮四中、北山中、大富士中など)、一般市民、国・静岡県・市町担当職員
第1部:講演会 13:30~15:20
(1)「森のはたらきと市民参加の森づくり」…(40分)
   講師…北海道大学名誉教授 東三郎先生
(2)「富士山の自然と人」…(40分)
   講師…国立科学博物館 植物第一研究室 室長 近田文弘先生
第2部:ポット植樹・作成実演、リサイクルポット苗木植樹
(富士宮西中のみ)潤井川流路工 15:30~16:30
   リサイクルポット作成実演…北山中、大富士中などの参加者とともに
2 平成13年6月15日(金) 13:30~16:30 (予定)
場所: 富士市消防防災庁舎・大会議室
対象: 富士市吉原第二中学校、一般市民、国・静岡県・市町担当職員
第1部:講演会 13:30~15:20
(1)「森のはたらきと市民参加の森づくり」…(45分)
   講師…北海道大学名誉教授 東三郎先生
(2)「富士山の自然植生と森づくり」…(45分)
   講師…横浜国立大学教授 藤原一繪先生
第2部:リサイクルポット作成実演…15:30~16:30
東三郎先生の顔写真 近田文弘先生の顔写真 藤原一繪先生の顔写真
北海道大学名誉教授 国立科学博物館 植物第一研究室 室長 横浜国立大学教授
東三郎先生 近田文弘先生 藤原一繪先生
緑のゼミナールでは いまの富士山のこと、森のこと、植物のこと、そして富士山や自然を守るためのいろいろな方法など、専門に研究している先生方の講演があります。私たちにできることを一緒に考えていきましょう。また、先生たちへの質問の時間や、森づくりに一役買う「リサイクルポット」を作る実演の時間があります。誰もができる「森づくり」の方法やその大切さをしっかり身に付けて、みんなの手で富士山や自然を守り、仲間の輪を広げていきましょう。
リサイクルポットの作り方図

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