ふじあざみ 第32号(4)

富士砂防工事事務所の事業概要
概要  昨年11月21日に大規模な土石流が発生した大沢川において、大沢川の遊砂地の堆積土砂の緊急除石を中心に、南西野渓の土石流対策砂防施設及び土石流監視システムの整備を積極的に推進し、安全で安心できる地域づくりをはかります。
 あわせて植生を積極的に導入し、除石土砂の活用をします。
 また、富士山の噴火にともなう土砂災害に備え、調査・検討を積極的に推進します。
事業費
平成13年度 平成12年度 対前年比
3,314(百万円) 2,820(百万円) 18%アップ
主な事業 ■大沢川においてあらたに流入した28万・に及ぶ土石流堆積土砂を遊砂地から取り除く除石工事を実施します。発生土砂は、富士海岸の侵食対策事業や工業団地造成などの公共工事に有効活用します。
■凡夫川、砂沢川で土石流及び流木を捕足する砂防ダムを施工します。
■渓岸侵食の著しい足取川、大久保沢、溜野沢、猪の窪川で必要最小限の護岸工と床固工で良好な渓岸空間を創出する渓岸保全工、リサイクルポットによる砂防樹林帯整備をします。
▲溜野沢渓流保全工(浅間橋附近)の写真 ■大沢川源頭部調査工事として、渓岸侵食防止工及び作業の安全性を向上させる遠隔操作施工などの試験施工をします。
▲大沢川源頭部調査工事(スコリア層の補強)の写真
▲大沢川源頭部調査工事
  (スコリア層の補強)
▲溜野沢渓流保全工(浅間橋附近)
事業MAP
番号 工 事 名
猪の窪沈砂地工護岸工事
大沢川源頭部調査工事
大沢川扇状地除石工事
大沢扇状地樹林帯整備工事
足取川渓流保全工工事
大久保沢渓流保全工工事
溜野沢渓流保全工工事
砂沢第1砂防ダム工事
凡夫川ダム工群工事

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