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土石流の発生源である大沢崩れの拡大防止対策は、高標高、急傾斜、落石の頻発等、現地の自然条件が厳しいこと、資材輸送が困難なことに加えて自然環境の調和等解決すべき課題が多いため、昭和57年度より「源頭部調査工事」として標高2,050~2,150付近で施工方法、安全対策、効果
等について調査試験を行い、様々な課題について把握し、本格的な施設施工に向けて調査検討を行ってきました。
主な調査工事の施設として、
・床固め式低ダム 1基
・渓岸保護工 2カ所 ・山腹緑化工 2,100m3
・落石防護網工 2.8ha ・侵食フロント対策工 60m
等17種類の試験施工を実施してきました。 |
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源頭部調査工事現場を上空より望む (読売新聞社提供)
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