(紙面の都合上、要旨のみとさせていただきました。)
富士山を保全することは、地域住民をはじめ多くの人々と一体になって進めるべきだと思います。事業に参加して、自分達の暮らしを守り、自然を大切にする心を育てるならば世代を問わず人間形成に役立つものと信じます。
渡辺政夫 富士市五十雀山歩会 |
植林・フジアザミによる砂防・森づくりの必要性、屎尿・ゴミ処理対策、災害・砂防の歴史、世界で使える砂防新技術開発、有限の地下水問題等、21世紀に私たち一人ひとりが積極的に関わっていかなければならない環境保全問題を確認しました。
中田保男 富士宮西高等学校教諭 |
今回のシンポに参加して多くの富士山に関する情報が得られ有意義であった。最も共感を受けたことは、今井通
子氏より富士山の植生は外国の山と共通していること、富士山を後世に永遠に美しく残すには、常日頃富士山に関する自然、文化を学ぶことの大切さ等であった。
富士山ナショナル・トラスト 柏木伸夫氏 |
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日本における富士山の持つ精神的、文化的な面
に加え、環境面の現状とその対応状況について専門家による解説とVTR等により出席者に富士山を理解させる役割は大きかったと思われる。
多くの人がもっと富士山を理解し、富士山の自然環境を守っていくためにはこのようなシンポジウムの果
たす役割は大きい。是非もっと多くの地域で、かつ、数多く開催してほしい。
酒井直彦 富士常葉大学教授 |
一人ひとりの力は微力であるが、自分達でできる小さなことから実行し、大勢の力を結集して富士山の保全のために積極的に参加協力していきたいとの意を強くしました。
高橋芳久 富士市駅南コミュニティ推進会長 |
基調講演、富士山教室、パネルディスカッションは、富士山の誕生から歴史、自然、砂防対策の全容を映し出し問いかけられているように思われ、より一層富士山の自然の神秘や貴重な財産であることを再認識し、興味と関わりを持って行きたい思い一念を投じております。
堀内剛気 山梨県河口湖町建設課長 |
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