タイトル:今年完成した砂防施設 土石流から地域を守る。
タイトル:大沢扇状地第9床固め工。写真:大沢扇状地第9床固め工完成写真。
説明文:大沢崩れから発生する土石流の土砂を大沢川遊砂地で捕捉する目的で、
遊砂地の最上流部に位置する第9床固め工を補強する落差工が完成しました。延長263mで、2段の落差工および根固め工を、
6トンのコンクリートブロック約1,900個を用いて設置しました。また、掘削に伴い発生した土砂は、田子の浦港の岸壁の工事や
富士市の道路工事に利用され、建設発生土の有効利用を進めています。
タイトル:大沢第2砂防ダム。
説明文:富士宮市村山地先の弓沢川支流大沢川で、平成10年度から工事を進めていた大沢第2砂防ダムが平成12年10月に完成しました。
堤高14メートル、堤長50メートルで、流木を捕捉するスリット構造の副ダムを持つ砂防ダムで、平成7年度完成した大沢第1ダムとともに、
当渓流の安全が確保されました。

写真:大沢第2砂防ダム完成写真。

タイトル:一石二鳥 土石流を生かす!!建設発生土の有効活用。

説明文:富士山大沢崩れにおいては、年平均16万立方メートルの土石が崩れ続けています。この土砂が土石流と化して流れ出て被害を
及ぼさないよう止める施設が「大沢遊砂地」です。富士砂防は除石工事から発生する土砂を河川、道路、土地改良事業などの公共施設に
幅広く有効利用しております。毎年、“のづらいし“や巨石等を使った護岸整備に利用させていただいており、おかげさまで自然環境や
自然景観に配慮した河川改修を進めることができております。今後も、引き続き直轄砂防事業として大沢扇状地の堆積土砂除去工事を
進めていただくとともに、発生土砂の有効利用も併せて願うものであります。 富士宮市 都市整備部 河川課。

写真:護岸整備に有効利用された写真
写真:大滝土石流観測局舎の写真





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