タイトル:左下がりの山腹をみつめて22km
説明文:富士山御中道のコース 御中道は現在「通行止め」です。落石、崩壊の危険箇所が
多く、踏み跡も不明瞭で一般者の通行は不可能です。

タイトル:「ぐるっと歩こう360度」に参加して

説明文:塾長 開校あいさつ  貫田宗男。 全22キロの踏破、おめでとうございます。
お腹にスペアタイヤ(贅肉)がついている状態の私にはかなり苦しくて、けっこう疲れました。次の機会にはこのスペアタイヤはぜひ置
いて来たいと思っています。富士宮山岳会、木ノ内会長および会員の皆様、また、実行委員会の皆様のリードのもと、この富士山一周を
無事終えることができまして大変感謝致しております。塾生(参加者)の皆様の代表として、スタッフの皆様に心からお礼申し上げます。
私がこのたび強く感じましたことは、普段私が訪れるヒマラヤのような非常な僻地では砂防・防災に関する対策がほとんどなされていな
い所が多いことです。私自身が遠征を組んだ時にも鉄砲水でポーターが流されたこともありましたし、ヒマラヤの近くでは毎年モンスー
ン時には何百人という人が、洪水、土石流で亡くなっています。あちらにいる時には、それが仕方がないと思っていましたけれど、日本
に帰ってくると安全が確保されているのが、また当たり前のように考えてしまいます。今回、富士山を一周させていただきまして、その
富士山の自然を間近に学ぶとともに、皆様方が防災に非常に苦労されていることがよくわかりました。大沢崩れの工事現場を見まして、
もう17年間もの間、ずっとやってこられている。それこそ、目からうろこが落ちるような感じがいたしまして、今までいかに無関心で
あったかと改めて感じます。富士山の大沢崩れに関しては、(対策の必要性について)賛否両論、様々な意見があるようですけれど、我
々自身が今回勉強させていただいたのを良い機会として、今後はいろいろと考えて発言していきたいと思います。

説明文:鈴木貴雄(群馬県渋川市) スタッフの皆様、どうもありがとうございました。「御中道」は自分にとって憧れのコースでした
ので、このようなすばらしいイベントに参加できたことに、大変うれしく思っています。「御中道」は千差万別、
いろいろな自然の景観を楽しむことができ、富士登山とは別の良さを味わえました。ちょっと天気が悪かったのが残念でしたが、
途中いろいろなお話もあり、また、富士山に関わりのある多方面の方々も参加し、充実した内容のものでした。このような野心的で
冒険的なイベントを企画し、しかも、事故もなく無事実施できたことは、やはり皆様の結束と努力、そして何よりも富士山に対する
皆様の思いからくるものだと思います。





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