タイトル:富士山直轄砂防30周年記念事業 富士山御中道「ぐるっと歩こう360度」
実施――貫田宗男さんと学ぶ富士山の自然と植生

写真:貫田宗男氏の顔写真
説明文:9月30日(土)、10月1日(日)、富士山直轄砂防30周年検討委員会、富士山御中道「ぐるっと歩こう360度」を
登山家 貫田宗男氏を塾長に、富士宮山岳会の協力を得て昨年にひきつづき開校しました。防災、森林、環境に関わる
研究所・行政担当者・NPOをはじめ、富士山に関わる有識者などを招き、スタッフを含めた総勢98名が参加しました。
「御中道」のルートは、崩壊や落石が激しい「大沢崩れ」と「天の浮橋」で寸断されていますが、特別に渡れるように施し、
踏み跡のないルートを確保し、山岳会の先導のもと、富士宮口五合目から時計回りに、スバルライン四合目の奥庭荘に1泊し、
2日目は、須走口登山道の六合目、宝永火口を通って富士宮口五合目に戻り「御中道」の踏査を行いました。
写真:ぐるっと歩こう360度の状況写真

写真:大沢崩れ源頭部調査工事現場での集合写真
説明文:主旨。 富士山の各渓流は、土石流やゆきしろが頻繁に起こり、過去には火山活動による広域的で
激甚な被害も発生しています。富士山の中腹を一周する「御中道」を現地踏査し、富士山源頭部における崩壊や渓流の現況を把握し、
砂防、森林保全及び環境保全を理解する目的で行いました。 *なお、「御中道」の踏査にあたっては、富士山直轄砂防30周年記念事
業実行委員会(富士宮市・富士市・芝川町・静岡県・富士砂防工事事務所)が主体となり林野庁静岡森林管理署・環境庁南関東地区自然保
護事務所・山梨県・富士宮警察署・富士宮山岳会の協力を得て実施可能となりました。今回は富士宮警察署山岳救助隊にはたいへんお世話
になりました。関係各位にお礼申し上げます。

タイトル:道中では各教室も行われました。

写真:各教室の状況写真。
上段左から:森林教室(林野庁 原田次長)・砂防教室(富士砂防 氏原監督官)・フジアザミ教室(富士砂防 田中係長)。下段左から:
環境教室(環境庁 中谷保護官)・お助け小屋所有者(中村安彦氏)・雪崩教室(安間博士)・火山教室(静岡大 小山助教授)





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