特集 富士山火山噴火に対する取組 |
■ 富士山火山の監視体制の強化 |
富士山を取り巻くように監視カメラを設置し、富士山の監視を行っています。監視カメラ映像は富士山周辺市町村へ映像配信が行われており、一部映像は富士砂防事務所のホームページより閲覧することができます。 |
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■ 降灰後の土石流の監視・予測体制の強化 |
火山噴火
後、火山灰が多く積もった地域では少量の雨でも土石流が発生しやすくなります。このため、降灰範囲を調査し、土石流の危険性が高い渓流を把握します。その
情報を関係市町村及び都道府県に通知することにより、市町村長の避難勧告等の支援を行います。火山噴火後、火山灰の量を量る降灰量調査、降った雨の地面へ
のしみこみにくさを測る浸透能調査を実施します。 |
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■ 溶岩流の監視・予測体制の強化 |
リアルタイムハザードマップとは火山噴火の条件に応じて変化する土砂移動現象の影響範囲等を想定したものです。事前に様々な条件のシミュレーションを蓄積したプレアナリシス型と、噴火時に観測をして実現象から計算条件を設定し随時シミュレーションをしてハザードマップを作成するリアルタイムアナリシス型の2種類があります。リアルタイムハザードマップは県、市町村、関係機関へ情報提供を行います。 |
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FUJISABO通信 平成31年3月 第109号 発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所 静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221 |