国道302号(改築事業、共同溝事業)

国道302号 名古屋環状2号線・愛知302号環境対策

名古屋環状2号線は、名古屋市の外周部を通り、名古屋市を中心に放射状に伸びる幹線道路と主要地点で連結し、名古屋都市圏の道路網の骨格をなす総延長約66kmの環状道路であり、大都市圏の環状道路として、都市内交通の渋滞緩和を図るとともに、沿道環境改善にも大きな役割を果たす道路です。一般部と呼んでいる国道302号と専用部と呼んでいる名二環(名古屋第2環状自動車道)が立体的に並行(複断面構造)しています。

一般部(国道302号)において、本年度は以下の事業内容を実施しています。

  • 西南部・南部Ⅱ区間は、完成4車線化に向け、改良工事、遮音壁設置工事等を推進します。
  • 東北部区間は、名鉄瀬戸線の踏切除却に向け、鉄道立体化を推進します。また、完成4車線化に向け、関係機関協議、改良工事、橋梁上部工事を推進します。
  • 西北部区間は、JR東海道本線交差部の2期線整備に向けた横断函渠設計等を推進します。名鉄名古屋本線の踏切除却に向け、鉄道立体化の詳細設計、用地調査等を推進。名鉄津島線の踏切除去に向けた関係機関協議を推進します。
位置図
位置図 PNG(284 KB)

国道302号 東部共同溝

共同溝は、ガス、上下水道、電気・電話などのライフラインをまとめて道路の路面下に収容する施設で、共同溝を設置することでこれらの公益企業者による道路の掘り返し工事を無くし、円滑な交通環境を確保すると共に、地震時におけるライフラインの安全性を向上させる事が出来ます。

共同溝の整備イメージ
共同溝の整備イメージ JPG(151KB)