TOPページ
>
矢作川の環境を考える懇談会
>
懇談会資料
>
第1回 懇談会資料
> 懇談会資料―2 矢作川の環境について
懇談会資料―2 矢作川の環境について
全国の河川調査
◎ 河川調査
瀬や淵は魚にとって大切な生息環境です
河川は,生物の住み処です。生物の生息環境という拠点から,以下の調査を実施します。
1瀬・淵の状況(瀬・淵の分布・規模などの把握)
2水際部の状況(ワンド・池の分布状況などの把握)
3河川横断施設の状況(堰の魚道の有無などの把握)
4近年の流量・水質の状況
◎ 魚介調査
こんな漁具を使って魚を捕獲します
河川に生息する魚類およびエビ,カニ,貝類の調査を行います。 調査は春から秋にかけて年2回以上,条件の異なる種類の調査地点で,投網やたも網を用いるなど様々な採集方法により魚介類を捕獲し,その種類と捕獲数を調べます.
◎ 底生動物調査
右のかげにひそむ底生動物を石とともにネット内に採集します
水際や水中,川底に生息する水生昆虫やゴカイ,カワニナなどの底生動物の調査を行います。 調査は原則として,早春,夏,冬の年3回,条件の異なる種々調査地点で,サーバネットや採泥器を用いるなど様々な採集方法により底生動物を採集し,その種類と出現状況を調べます。
◎植物調査
コロラード内の植物を記録したり標本を採集します
河川空間内の植生について調査を行います。 調査は,春〜秋の植物の成育期に行い,相観および優占種により植生図を作成します。また,植物相の把握や各群落の組成を調べます。
◎ 鳥類調査
調査は熟達したバードウォッチャーが活躍します
河川空間に生息する鳥類の調査を行います。 調査は原則として春,夏,秋,冬年4回,条件の異なる種々の調査地点でラインセンサス法等様々な方法により鳥類を観察し,その種類と分布状況を調べます。
◎ 陸上昆虫類等調査
地上を歩き回る昆虫は餌をを入れたピットフォールトラップを使って採集します
河川空間の中の陸上部(高水敷等)に生息する陸上昆虫類,クモ類,ムカデ類,カタツムリなどの調査を行います。調査は原則として春,夏,秋の年3回,条件の異なる種々の地点で,補虫網を用いるなど様々な採集方法により陸上昆虫等を採捕し,その種類と出現状況を調べます。
◎ 両生類・爬虫類・哺乳類調査
小さな動物たちの生活痕跡を確認します
河川空間に生息する両生類,爬虫類,哺乳類について調査を行います。 調査は,両生類・爬虫類は春〜秋にかけて年3回,哺乳類は四季それぞれに年4回行うことを原則とし,条件の異なる種々の調査地点で,目撃法やフィールドサイン法など様々な方法により視察し,その種類と分布状況を調べます。
◎ 河川空間利用実態調査
平成2年夏季〜平成3年春季にかけての年間利用者総数です
利用形態や利用場所別に,河川空間の利用状況を四季を通 じて調査します。 平成2年夏季〜平成3年春季にかけての1年間に,延べ約1億3千万人もの人が河川の直轄管理区間(ダム区間を除く)を利用していることがわかりました。
↑ページのトップへ戻る