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第3回矢作川の環境を考える懇談会 議事概要

日時:平成13年11月19日(月) 午後1時00分〜午後3時50分
場所:碧南市役所2階 会議室4・5
1.議事「川に親しむ」と「川づくりとまちづくりを一体的に考える」に関する意見交換について
1)
第3回懇談会は、前回の中・上流域の現地視察に引き続き、中・下流域の河川利用及び河川環境の現状と課題等を現地視察で共有化した上で、「川に親しむ」と「川づくりとまちづくりを一体的に考える」について意見交換した。
2)
意見交換においては、事前に事務局から各自治体等に依頼した、[1]川をどのように捉えているか、[2]誇れる川、川づくり、[3]川づくりとまちづくりを一体的に考える、の3点について各自治体等のお考えをお聞きし、引き続き出席者で意見交換を行った。
3)
出席者からの意見を踏まえ、座長が以下のようにとりまとめた。
 
(1)
川の捉え方は、下流域が親水軸、自然共生空間として、また、中上流域が自然景観の要素、生物の生息環境、下流にきれいな水を流す等の水源地の責務として捉えている。
 
(2)
誇れる川、川づくりは、下流域が河川公園等の川に親しめる広い空間として、また、中上流域が観光資源、アユなどの生物資源として捉えている。
 
(3)
川づくり、まちづくりにあたっては、さまざまな取り組みや研究活動を通した人づくりや、急流等の地形条件も踏まえた親水空間の整備や、山づくり、森林づくりが必要と考えている。
 
(4)
河川環境を構成する河川水量や水質等について、県境を越えて流域全体でそれぞれの行政が問題解決のため総合的に機能できるような協議会の設置が必要。
 
(5)
河川公園や堤防リフレッシュ事業などで個別の市町村のつながりも必要であるが、流域全体のつながりが必要。このため、川を縦断的(上下流)、横断的(対岸)につなぐことを意識的に考えるとともに、より大きな輪になるように広げていくことが必要である。
 
(6)
今回までの意見交換を踏まえ、本懇談会を、川を介した流域の人々のつながりを深める契機としたい。
4) 次回以降の議論に生かすため、座長から以下のような要請があった。
 
流域全体の河川環境について意見交換をするため、森林、利水関係者等の組織、団体の参加が必要。
 
河川(流域)管理の現状等(支川乙川、流域下水道計画等)について説明すること。
2.次回懇談会について
1) 次回のテーマは、「川の生き物をどの様に保全していくのか」と「ダムが川の環境に対してどのように影響しているのか」とした。
2) 次回開催時期は、議会の開催、事務局の準備時間等も踏まえ、2月中頃とした。
 
以上

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