4.2.1 反省点 |
第1章でも触れたように、情報公開の場としての委員会での議論は必ずしも明快なものではなかった。内容的には、1)十分な情報が提示されていない、2)議論すべき問題点が明確でなく、議論が空転する場合が少なくない、の2点に集約できる。
上記の1)の原因の一つは「勉強会」にある。勉強会での資料が「委員会」では提出されない、という直接的な原因と、勉強会に出席した委員が、そこで理解あるいは納得してしまった事項については、委員会において改めて質問し直すことはしない、という間接的な原因によって生じたものである。
上記の2)の原因の一端は、「準備部会」に帰すことができよう。準備部会とは、本来、このようなことが起きないように、委員会での検討事項について課題等を整理検討するためのものだからである。 |
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4.2.2 今後の委員会のあり方 |
したがって、今後は、勉強会を廃止し、委員会での議論が更に活発かつ効率的に行われるよう、1)代替案の作成、2)委員会で議論すべき事項の明確化、3)委員会での説明、の3事項ならびに、今後の「整備計画原案」策定までのスケジュールの検討を準備部会で行うものとする。
また、「ホームページ」等により委員会での配布資料等の速やかな情報開示を行うべきである。 |
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