豊川・豊川放水路洪水浸水想定区域図
豊川は、その源を愛知県北設楽郡設楽町の段戸山(標高1,152m)に発し三河湾に注ぐ、幹川流路延長77km、流域面積724km2の一級河川です。また、豊川放水路は、豊川本川の河口から上流11.6km付近で分流ぜきにより分派して三河湾に注ぐ、流路延長6.6kmの人工河川(昭和40年完成)です。
現在、豊川には上流に洪水調節を行うダムが無く、河道が狭く流下能力が不足している箇所があるため、洪水に対する警戒は常に必要です。
水防法の改正(平成27年5月)に伴い、国土交通大臣が管理する区間において、想定最大規模降雨(想定し得る最大規模の降雨であって国土交通大臣が定める基準に該当する降雨)により当該河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域を洪水浸水想定区域として指定することとなりました。