■『三六災害から50年』TOPページへ
■ イベント名  36災害50年 -もう一度思い起こそう- 写真パネル展
■ 場   所  喬木村歴史民俗資料館
■ 日   付  2011年7月12日(火)〜 7月31日(日)

写真展のようす  喬木村歴史民俗資料館では、貴重な災害経験を風化させることなく後世に伝えるために、「36災害50年もう一度思い起こそう写真パネル展」がおこなわれました。 館内に展示された写真は当時の喬木村建設部が災害の記録として撮影した大変に貴重な資料です。




 
写真展のようす            
 
災害の爪あとを写した写真  喬木村における三六災害は、2名の死者のほか、36戸の住家の全半壊(5戸の流出を含む)、 345戸の浸水、70町歩(約70ha)の耕地被害など、同村にとって未曾有の大被害をもたらしました。
 
災害の爪あとを写した写真     

災害直後の航空写真  村内を流れる加々須川、小川川沿いの住宅をはじめ、予想もしないところからの山ぬけ(がけ崩れ)により、一瞬のうちに住宅が土砂で埋まったそうです。 また、天竜川に近い地区では、堤防の決壊により多数の住宅や耕地が水に浸かりました。主要道路は各所で寸断され、 電話も通じなくなり、孤立した状態が続いたそうです。
災害直後の航空写真        

三六災害における村内被害のまとめ  展示された写真はそれらの被害状況を鮮明にとらえており、特に住宅のすぐ近くで起きたがけ崩れや、 堤防が流出した後の河原などの様子からは自然の恐ろしさが伝わってきました。災害を経験された方は当時を「もう一度思い起こし」、 未経験の方はその様子を知ることで、今後起こりうる災害に備えることがとても大切だと感じました。
  三六災害における村内被害のまとめ